2017年NBAドラフト1位候補、名門ダマーサカトリック出身のニュースター、マーケル・フルツ。



アメリカ高校バスケの伝統校の1つダマーサカトリック。
長きに渡りディビジョン1の大学やNBA選手を輩出し続け、近年ではビクター・オラディポやジェレミー・グラントがダマーサカトリック出身の選手としてNBAでプレイしている。

そのダマーサカトリックのエースガード、マーケル・フルツがポストシーズンのオールスターゲーム、マクドナルドオールアメリカン、ジョーダンブランドクラシックで活躍し、評価を上げている。
ソフォモア(日本の高1)時点では2軍選手でしかなかったフルツは、この2年で一躍NBA注目の選手に成り上がった。
今夏からはワシントン大に進学する。




マーケル・フルツ

ポジション:PG
大学:ワシントン大
身長(靴込):191.8cm
体重:83.9kg
ウイングスパン:207.6cm
スタンディングリーチ:257.8cm





サイズ、ウイングスパンに恵まれる大型ポイントガードのフルツ。
高い身体能力とスムースなドリブル技術、広い視野を持ち、NBAロサンゼルスレイカースのディアンジェロ・ラッセルに似たタイプのプレーヤー。
アンセルフィッシュなパッサーで得点につながる効果的なパスを創造することが出来る。
その上で身体能力が高く、得点能力も全米屈指。

全米トップクラスの高校生が集まるオールスターゲームでその才能の片鱗を見せ、一躍NBA注目の選手となった。
進学先のワシントン大は昨季の主力の多くがチームを去る。
フルツには1年目からエースとしての活躍に期待がかかる。

余談だが、あのマイケル・ジョーダンと同様フルツは高校時代ソフォモアにして1軍チーム入りを逃したというエピソードを持つ選手。
ジョーダンはノースカロライナ大1年にしてNCAAトーナメント決勝でウイニングショットを沈めた。
フルツもジョーダンに続き、チームをNCAA王者に導くことが出来るだろうか。
ワシントン大の戦力は決してNCAAの頂点を狙えるものではなく、チームの躍進はフルツの双肩にかかる。
1年生エース、フルツの八面六臂の活躍に期待したい。


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