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7月, 2016の投稿を表示しています

大学バスケはオフシーズンのワークアウト中。

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(stack.com) 練習の規定が細かく定められているNCAA。 週の練習時間やチーム練習の解禁日などその規定は多岐にわたる。 チームでの練習はシーズン開幕戦の42日前からしか許可がされていない。(今年の開幕戦は11月11日から) シーズン中もチーム練習は週20時間までと定められている。 そのため、夏の間はストレングストレーニングや個人ワークアウトに時間が割かれる。 Youtube等の動画サイトでは各大学のオフィシャルチャンネルでその様子を撮影した動画が投稿されている。

スーパースター達の高校時代

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(highschoolsports.nj.com) 最近、高校生達の試合やハイライトを見る中で、 「どんなプレーヤーが大成するのか。」 ということが気になっている。 アメリカには日本では想像すら出来ない様なハイライトプレーを見せる高校生がゴロゴロ。 一方地区予選から勝ち上がる全国大会は無く、トップ選手同士のマッチアップは公式戦では限られている。 どのプレーヤーが真に実力が上なのかということは中々測りづらい。 現在NBAで活躍する選手達は高校時代にどんなプレーを見せていたのだろうか。

ノースカロライナの大黒柱、ジョエル・ベリーⅡ

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(dailytarheel.com) ビンス・カーター、アマレ・スターダマイアー、ブランドン・ナイトと錚々たる顔ぶれが高校時代に受賞してきたフロリダ州のミスターバスケットボール。 その賞を史上唯一3年連続で受賞したプレーヤーをご存じだろうか。 そのプレーヤーはノースカロライナ大のジュニア、ジョエル・ベリーⅡ。 シーズン終盤のACCトーナメントではチームの優勝に大きく貢献しMVPを受賞。 NCAAトーナメント決勝という大舞台でも3PT4/4で20得点と活躍。 ノースカロライナ大を全米制覇まであと一歩という所まで押し上げた。 昨季はマーカス・ペイジ、ブライス・ジョンソンという2人のシニアを中心としたチーム構成だったノースカロライナ大。 2人がNBAへ去った今、ノースカロライナ大の新たな大黒柱となるのがこのベリーだろう。

高校NO1PGロンゾ・ボールの新たなる相棒、T.J・リーフ。

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(ballislife.com) シーズンを無敗で終え、全米最強高校の名を欲しいままにしたチノヒルズ。 フロアリーダーとしてチノヒルズを統率し、自身も得点、リバウンド、アシストで平均トリプルダブルを記録したロンゾ・ボール。 ネイスミス賞を始めとした多くの個人賞を総なめにし、名実共に全米NO1PGとなった。 ボールが卒業後の進路として選んだのは地元カリフォルニアの名門UCLA。 名門ながら2008年以降はELITE8から遠ざかり、昨季はNCAAトーナメントを逃したUCLAもボール獲得で再度注目校の1つとなった。 しかし、今年のUCLAのリクルートが全米5位にランクされているのは決してボール1人を獲得したからではない。 同じくカリフォルニアでプレーする5つ星PF、T.J・リーフもUCLAに入学するからだ。 UCLAに複数の5つ星選手が加入するのはシャバズ・ムハンマドとカイル・アンダーソンが入学した2012年以来。

デューク大浮沈のカギを握るルーキー、フランク・ジャクソン。

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(sbnation.com) 目下プレシーズンランキングで1位にランクされているデューク大。 大学最優秀選手に贈られるウッデン賞有力候補の3年生エースグレイソン・アレン。 4年目のシーズンを怪我で棒に振り、5年目のプレーが認められたインサイドのハードワーカーアミール・ジェファーソン。 デュークらしくバスケIQが高く、いぶし銀の活躍を見せるマット・ジョーンズ。 1年目に経験を積み2年目の飛躍が期待されるチェイス・ジーターとルーク・ケンナード。 共に高校TOP3にランクされた学年NO1プレーヤーのハリー・ジャイルズとゲーターレードプレーヤーオブザイヤーのジェイソン・テイタム。 デューク大の戦力は他の追随を許さない。 これだけの選手層を誇るデューク大にあって、今季のデューク大の成功のカギを握るのはルーキーPGのフランク・ジャクソンになるかもしれない。 SGからCまでの4つのポジションでは圧倒的な戦力を持つデューク大もPGだけは空白だからだ。

ゴールデンステートが見出した金の卵、パトリック・マッカウ。

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(AP PHOTO/JOHN LOCHER) ドラフト指名に定評のあるチームであるゴールデンステートウォリアーズ。 ステファン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン。 今の強豪ウォリアーズを支える主力は全てドラフトで指名した生え抜き。 今年のドラフト直後、ウォリアーズがトレードで獲得したルーキーがUNLV出身のパトリック・マッカウ。 NBAのロゴのモデルであり、GMとしてもレイカースの3ピートを支え、ドアマットだったグリズリーズを生まれ変わらせ、現在はウォリアーズの顧問の1人であるジェリー・ウェストを持ってして 「(他チームは)彼を指名しなかったことを悔いるだろう。」 と言わせるほどの選手。 ウェストの言葉通り、サマーリーグでは平均15.8得点3.2リバウンド2.2アシストの活躍を見せた。

アイザイア・トーマスに次ぐスタースモールガード候補、ケイ・フェルダー。

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(cavaliersnation.com/) 上位指名のルーキーの多くが期待通りの活躍を見せたサマーリーグ。 その中で2巡目後半指名、身長もドラフト中最小の173.4cmにも関わらず上位指名に劣らない活躍を見せたケイ・フェルダー。 大学3年次にはNCAAトップの9.3アシストに加えて平均24.2得点も全米4位。 大学の在籍は3年のみだったが、所属するカンファレンス、ホライゾンリーグのアシスト記録も破った。 ホライゾンリーグの最優秀選手賞も獲得し、個人成績は文句なし。 ドラフト前のコンバインでも脅威的な垂直飛びと非常に長いウイングスパンを持つことを示した。 しかし、173.4cmという身長は重くのしかかり、ドラフトでは低評価。 かろうじて全体54位でクリーブランドキャバリアーズに指名され、NBA入りを果たした。

class of 2017の5つ星センター、ミッチェル・ロビンソンがウェスタンケンタッキー大にコミット。

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(scout.com) インサイドの人材が豊富なclass of 2017。 今秋から最上級生となり、段々と進学先が確定し始めている。 class of 2017の5つ星Cの中で最も早く進学先を発表したのがミッチェル・ロビンソン。 全体15位Cで4位の評価を受ける選手で線は細いが長さと機動力が売り。 先月6月29日に早々とウェスタンケンタッキー大へのコミットを発表した。

アリゾナ州立大期待のルーキー、サム・カンリフ。

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(courtsidefilms.com) NBAヒューストンロケッツのエース、ジェームズ・ハーデンの出身校として知られるアリゾナ州立大。 昨季からはデューク大出身の元NBAプレーヤー、ボビー・ハーリーが指揮を取る。 アリゾナ大やカリフォルニア大、UCLA、オレゴン大等、強豪ひしめくPAC12に所属し、昨季は15勝17敗。 NCAAトーナメントへの出場は数年に1度で、強豪カンファレンスの中では中堅校に当たる。 そのアリゾナ州立大に今季入学する期待のルーキーがサム・カンリフ。 ESPNでは4つ星の評価だが、跳躍力が高く、ハイライトの衝撃は5つ星の選手に劣らない。

テーブス・海、アディダスサマーチャンピオンシップで活躍。

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(threestripehoops.com) 今夏AAUチームNew England Playaz(NEP)でプレーする日本人選手テーブス・海。 現在ラスベガスで開催されているアディダスサマーリーグに参戦中。 7月初旬に開催されたアディダス主催のGauntlet finaleという大会にも参戦していたが、その大会では1試合平均1.5点0.9リバウンド1.0アシストで出場時間も限られていた。 一方今大会では主力として起用され、1試合平均9.1点2.1リバウンド5.1アシストと活躍。 対Team LivOn White戦では18得点9リバウンドの大活躍を見せた。 NEPはElite8でGuntlet finaleを制覇したMass Rivalsに敗退し、トーナメントを去った。

class of 2017:驚異のリーチを誇る学年屈指のディフェンシブセンター、モハメド・バンバ。

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バスケットのトレンドによってポジションに求められる役割が大幅に変わる昨今。 アップテンポなスタイルがトレンドの近年のNBAでは、センターのディフェンスでの比重がより大きくなっています。オールNBAファーストチームのセンターがディフェンシブなディアンドレ・ジョーダンということからも、その傾向は見て取れます。 現在高校、大学でプレーするバスケットボールプレーヤーの中で、ディフェンシブセンターとして最も高いポテンシャルを秘めているのがモハメド・バンバ。素材型の選手ですが、U-18アメリカ代表に選出され、着実に経験を積んでいます。

class of 2019のエリートPFチャールズ・バッシー。

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(basketballwithinborders.com) カナダ出身のR.J・バレットに次いで、class of 2019で2位の評価を受けるナイジェリア出身のPFチャールズ・バッシー。 サンアントニオでは“シャック以来最高の高校生バスケットボール選手”とも呼ばれるほどの逸材。 高校でのデビュー戦では20得点15リバウンド10ブロックのトリプルダブルを達成した。 Pnagos All American Campでは全米から120名以上の有望高校生が集まる中、30名のオールスターの1人に選出。 class of 2019でオールスターに選出されたのはバッシーとコール・アンソニーの2人のみ。 まだまだ技術は粗削りだが、今後の成長に大きく期待がかかる。

class of 2016:ケンタッキー大インサイドの要、バム・アデバヨ。

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ジョン・カリパリのヘッドコーチ就任以来、反則的なリクルートで好成績を残すケンタッキー大。 昨季はインサイドの主軸として期待されたスカル・レビシエールが不発でNCAAトーナメントも1回戦敗退と低迷しました。 今季もフレッシュマンのリクルートは素晴らしくESPNのclass of 2016のリクルートランキングではデューク大を抑え1位。カレッジバスケの主役の1つとなること間違いないでしょう。 ケンタッキー大復権のカギとなるのが昨季低調だったインサイド。今季はclass of 2016トップクラスのPFバム・アデバヨの獲得に成功しました。 アデバヨには1年目からインサイドの主軸としての活躍が期待されます。

八村塁、米大手NBAドラフト予想サイトで2018ドラフト指名予想入り。全体8位指名と高順位での指名予想。

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(nbadraft.net) 今秋からゴンザガ大に入学する日本人バスケットボール選手八村塁。 日本では3年連続ウィンターカップ制覇など華々しい活躍をし、2014年のU-17世界選手権では大会得点王にも輝くなど、将来を嘱望されている。 先日大手NBAドラフト予想サイト nbadraft.net が2018NBAドラフトの指名予想を公開。 そこで八村は1巡目8位指名予想と高評価を受ける。 前後に並ぶ名前は超有名選手ばかり。 現地メディアからも八村のNBA入りはただの夢ではなく、現実的なものとして見られているようだ。

ジェイソン・テイタムGatorade Athlete of the Yearに選出。

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(usatodayhss.com) 今秋デューク大に進学予定のジェイソン・テイタム。 その年主要スポーツにおいて最も活躍した高校生アスリート男女各1名が選ばれるGatorade Athlete of the Yearに選出。 テイタムはチームでの活躍に加え、過去にU-16、U-17、U-19と3つのカテゴリーでアメリカ代表に選出され、U-17、U-19の世界制覇に貢献したことが評価された。 女子では16歳にして陸上女子400mハードルでリオ五輪出場を決めたシドニー・マクラーリンが選出された。 過去にこの賞を獲得したバスケットボール選手はレブロン・ジェームス、ドワイト・ハワード、アンドリュー・ウィギンス、カール・アンソニー・タウンズ等逸材揃い。 テイタムにも彼らに並ぶ活躍が期待される。

class of 2016ハーバード大のリクルートは全米トップ10の評価。

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(ivycoach.com) 言わずと知れたアメリカの超名門大学ハーバード大。 バスケットボールでも近年アイビーリーグの強豪となっており、2012-2015に渡って4年連続でNCAAトーナメントに出場。 2013.2014年にはトーナメント初戦も突破した。 今年のハーバード大のリクルートは並みいる強豪校に並んで全米トップ10の評価を受けている。 5つ星評価のスーパースターこそいないものの、計7名の新入生の中でESPN 100にランクインする4つ星の選手を4人獲得。 今後4年間に渡り更なる躍進が期待出来そうだ。

class of 2019のベストPGコール・アンソニー。

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(VU Hoops) class of 2019でPGとして最も高い評価を受けるコール・アンソニー。 ニューヨークに在住で「ステファン・マーブリー以来最高のPG」とも言われる。 先日のEYBLピーチジャムでもPSA CARDINALSに所属し、チームの決勝進出に貢献。 決勝でもチーム2位の16得点3アシストを記録。 今秋から10年生とまだまだ高校生活も長く、これからの成長が楽しみな選手の1人。 実父は元NBA選手で現在はCBSでアナリストを務めるグレッグ・アンソニー。

セントトマスモア出身。ビラノバ大のルーキー、オマリ・スペルマン。

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日本人NCAAプレイヤー、渡邊雄太の出身校として知られるコネチカット州のセントトマスモアスクール(STM)。 昨季は史上最年少で日本代表候補に選出された藤枝明誠高校出身の角野亮伍も在籍していました。現在はスラムダンク奨学金の提携校となり、今年も日本から奨学生がSTMに入学予定。 全米でも強豪として知られるSTM。OBにはデトロイトピストンズで活躍するアンドレ・ドラモンドも名を連ねます。 今年STMから、NCAA王者のビラノバ大に進学するのが、インサイドプレーヤーのオマリ・スペルマン。ジョーダンブランドクラシックのメンバーにも選出された有望選手で、ヴィラノバ大でも1年次からの活躍が期待されています。

ミシガン州立大期待のルーキー、マイルス・ブリッジス。

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過去10年だけでも3度のFINAL4に進出しているNCAA屈指の名門校ミシガン州立大(MSU)。 育成に定評のあるMSUですが、今季はリクルートにも成功。 学年TOP50位以内にランキングされる選手を4名獲得し、その内2名はマクドナルドオールアメリカン。 MSUが複数のマクドナルドオールアメリカン出場選手を同時に獲得するのは2004年以来。 現在のヘッドコーチ、トム・イゾーが1995年にヘッドコーチに就任して以来最高のリクルートと言われています。 有望ルーキー達の中でも一際大きな注目を集めるのがSFのマイルス・ブリッジス。 爆発的な跳躍力を持ち、マクドナルドオールアメリカンにも選出されたアスレティックなフォワードです。

class of 2017:マイケル・ポーターjrが転校。元NBAオールスター、ブランドン・ロイに師事。

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class of 2017でトップクラスの評価を受けるウイングプレイヤー、マイケル・ポーターjr。 跳躍力が高く、得点力に優れる高校屈指のスコアラーだ。 これまではアメリカ中部にあるミズーリ州のファザートルトンハイスクールに通っていたが、高校での最終学年を前に北西部のワシントン州にあるネイサンヘイルハイスクールに転校することとなった。 ネイサンヘイルハイスクールで今季から新たなにヘッドコーチを務めるのが元NBAオールスターであるブランドン・ロイ。ロイはポーターの有力進学先とされるワシントン大の出身者でもある。 ポーターの父も今季からワシントン大のコーチングスタッフ入りし、ポーターのワシントン大入学は固いと見られている。