GW:渡邊雄太NCAA3年目の初戦は18得点でスタート。開幕戦を勝利で飾る。

香川の尽誠学園で2年連続Wintercup準優勝に輝いた後、アメリカに留学し、プレップスクールのセントトマスモアスクールを経てジョージワシントン大(GW)に進学した日本人選手の渡邊雄太。

GWでは、1年目からローテーションの1人として多くの出場時間を獲得しています。

昨年まで主力を務めた4年生3人が卒業。今季の渡邊はタイラー・キャバナーと並び、エースの1人として活躍が期待される中、シーズン開幕前にヘッドコーチの交代の波乱も。

3回目の開幕戦となったメリーランド大イースタンショア校との対戦では、試合開始早々2本の3PTを含む8得点を挙げ、前半のみで10得点。24得点のキャバナーに次ぐチーム2位の18得点を記録し、開幕戦勝利に貢献しました。


渡邊雄太~得点で開幕戦を勝利で飾る。


カレッジで3回目となる開幕戦を迎えた渡邊。

昨季までGWの主力を務めたパトリシオ・ガリーノ(NBDL: Austin Spurs)、ジョー・マクドナルド、ケビン・ラーセンが卒業し、昨季までチームを率いたマイク・ロネガンもパワハラ問題でチームを去りました。

チームには多くのフレッシュマンが加入し、1年次から主力として活躍してきた渡邊にはエースとしてだけでなく、下級生を導くリーダーとしても期待が掛かります。

渡邊は試合開始早々3PT2本を含む8得点を叩き出し、前半だけで10得点と2桁得点を記録。
後半はシュート機会も少なく得点が停滞したが、FTを高確率で成功。

試合終盤にメリーランド大イースタンショア校がファウルゲームをしかけたこともあり、この試合12本のFTを獲得しその内10本を成功させ、FGはたった4本ながら18得点を獲得しました。

得点だけでなく、ディフェンス面でも6リバウンド2ブロックと持ち前のウイングスパンの長さを活かして貢献。

試合は渡邊の活躍もあり、75-71でGWが接戦をモノにした。

もう1人のエース、キャバナーのFG数が12本に対し、渡邊は4本のみ。今やGWUのエースとなった渡邊には,より積極的なシューティングも期待したいですね。

また、過去2シーズン確率が上がらず苦しんだ3PTは2/3と好調でした。渡邊の評価を上げる上でカギとなるのがこのシュート成功率。シーズンを通じた高確率の維持に期待しています。

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