チャールズ・バッシーとコール・アンソニーがPangos All American CampでMOPを同時受賞。

全米中の有望高校生を集めて開催されるPangos All American Camp。
今年で15回目の開催を迎え過去の参加者からは多くの選手がNBA入り。
過去のMOP(Most Outstanding Player=最優秀選手)受賞者にはジェームズ・ハーデン(2006年)、デマー・デローザン(2007年)、ジョン・ウォール(2008年)等ビッグネームが名を連ね、昨年はマイケル・ポーターJr(ミズーリ大)、トレボン・デュバル(デューク大)が受賞。

今年のMOPの受賞者はClass of 2019のチャールズ・バッシーとコール・アンソニーが受賞。
下級生がMOPを受賞したのは2012年のクリフ・アレキサンダー以来2度目となりました。

チャールズ・バッシー

学年:class of 2019
ポジション:PF
身長(裸足):208.3cm
体重:99.8kg
ウイングスパン:221cm
学年屈指の能力を持つナイジェリア出身のバッシー。
当時12歳だったバッシーはナイジェリアの路上でフライドチキンを打っている所をスカウトされた経歴の持ち主。
それまではサッカーをプレーしていたそう。
このエピソードもプレーも込みでこの学年のお気に入りの選手の1人です。

プレー歴が浅いため技術的にはまだまだですが、身体能力の高さは折り紙付き。
長い腕とビッグマンらしからぬ反応の速さでゴール下を制圧。
シューティングにもセンスを見せます。

進学先候補はケンタッキー大、カンザス大、ベイラー大など。
正直有望選手にはあまりケンタッキー大に行ってほしくないのですが、経験を積めば積むほど成長する選手だと思うので、ケンタッキー大で1年目から主力として活躍するのはアリかなと。

コール・アンソニー 

学年:class of 2019
ポジション:PG
身長:183.5cm
体重:79.8kg
ウイングスパン:194.3cm


父は元NBA選手で現在はテレビ解説者を務めるグレッグ・アンソニー。
身長こそ標準より小さめですが、ウイングスパンも十分。
爆発的なクイックネスと独特のリズムのハンドリングで1対1には無類の強さを見せます。

昨年のAAUではモハメド・バンバ、クアデ・グリーン等と共に主力としてプレーし、Peach Jamで決勝進出。
下級生ではありますが、経験値は高め。

進学先候補はカンザス大、ジョージタウン大、オレゴン大など。
アンダーサイズのガードのアンソニーはなんだかカンザスのイメージに合いそう。
カンザスのユニフォームも似合いそうです。

バッシー、アンソニー共にclass of 2019の選手ですが、今年の高校バスケの主要選手として要注目であること間違いなしです。


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