2017-2018:高校バスケ界で活躍する2世選手。


シャックの息子シャリーフ・オニールが高校バスケ界の有力選手であることは日本でも知られ始めているかなと思います。
その他にもマヌート・ボルの息子ボル・ボルなど、かなりの数の2世選手は高校バスケ界で活躍を見せています

今から彼らに注目しておけば、数年後には当時ファンだった往年の名選手の様な成長を見せてくれるかもしれません。


シャリーフ・オニール

学年:Class of 2018
ポジション:PF
進学先:アリゾナ大


既に日本でも知名度の高いシャリーフ・オニール。
父はロサンゼルスレイカースなどで活躍したシャキール・オニールです。
シャリーフは大のドラゴンボールファンとしても有名です。

プレーヤーとしても1流で学年TOP20に入る五つ星選手。
身体能力・技術共に成長を続ける伸び盛りの選手でもあり、今季、カレッジでの成長が楽しみです。

進学先は父の出身校LSUではなく、リクルーティングに強いアリゾナ大。
父に比べるとサイズで見劣りはしますが、外角のシューティングも良く、カレッジではオールラウンドな選手に成長することが期待されます。
まだまだ素材型の選手でNBAで活躍する様な選手になるためには、技術を磨くことが必須という印象。

ボル・ボル

学年:Class of 2018
ポジション:C
進学先:未定


こちらも少しづつ知名度が上がってきているマヌート・ボルの息子、ボル・ボル。
シャリーフ・オニールとは非常に仲が良く、SNSには良く2人の写真が上げられています。

昨季カンザス州の高校からカリフォルニア州の高校に転校したことでメディア露出が大幅にアップ。
今夏のサマーリーグでも支配的な活躍を見せ、評価は学年TOP5まで駆け上がりました。

進学先はまだ未定ですが、ケンタッキー大を含む多くの強豪校から注目を集めています。
7フッターを軽く超えるサイズと驚異的なウイングスパンを持ちながら5割近くの成功率で3PTを決めてくる怪物。
NBA入りすれば父以上の活躍を見せてくれるかもしれません。

ケニオン・マーティンJr

学年:Class of 2019
ポジション:PF
進学先:未定 


名前の通り父はニュージャージーネッツなどで活躍したケニオン・マーティン。
父同様アンダーサイズのパワーフォワードですが、驚異的な身体能力も父譲り。

元々カリフォルニアの高校でプレーしていましたが、今季から州内の強豪校Sierra Canyon Schoolに転校。
注目度も大幅に上がるので、今季は急激に評価も高まりそうです。

ジェロン・アーテスト

学年:Class of 2019
ポジション:PG
進学先:未定


父はロサンゼルスレイカースなどで活躍したメッタ・ワールドピース(ロン・アーテスト)。
まだまだ身長は小さく、現在はPGでプレー。

今季からは過去にマービン・バグリー、デアンドレ・エイトンもプレーしたアリゾナの強豪クラブチームHillcrest Prepに加入。
これから身体的な面が父レベルに成長してくれば中々面白いプレーヤーになりそうです。

スコッティ・ピッペンJr

学年:Class of 2019
ポジション:PG
進学先:未定


NBAのレジェンドプレーヤー、スコッティ・ピッペンの息子。
父も大学で大きく身長を伸ばし、NBAクラスの選手に成長した選手として知られていますが、息子も高校時点では小さめ。

現在はPGとしてプレーしており、外角のシュート力や視野の広さなど非凡なセンスを持つ選手。
NBAのウイングクラスまで身長が伸びてくれば、凄い選手に成長するんじゃないかと期待しています。
個人的には大化けする予感を感じています。

コール・アンソニー

学年:Class of 2019
ポジション:PG
進学先:未定


ニューヨークニックスなどでプレーし、現在はTVでアナリストを務めるグレッグ・アンソニーの息子、コール・アンソニー。
爆発的な身体能力とヌルヌルとディフェンスをすり抜けるハンドリングスキルを持ち、1対1では無類の強さを誇る学年トップクラスのガード。
高校トップレベルの選手が集まるPangos All American CampではMVPも獲得しています。

レイアップシュートには多彩なバリエーションを持ち、バックボードを使うのも上手。
外角のシュートは向上の余地ありですが、将来的にはカイリー・アーヴィングの様な選手への成長が期待されます。

この中で現状の評価のまま行けばNBA入りが見込まれるのはボル・ボル、シャリーフ、アンソニーくらいでしょうか。
ちなみにショーン・ケンプの息子もシアトルの高校でプレーしていたりします。
多くの選手が父同様NBA入りをしてくれれば往年のNBAファンの方にとっても楽しみが増えそうですね。

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