マービン・バグリーが進学先公表へ。最有力候補はデューク大か。


アメリカ高校バスケ界最高のプレイヤーであるマービン・バグリー。
彼の進学先には注目が寄せられてきましたが、現地時間8月14日夜のESPNのSports Center内で進学先が発表されることが報じられています。

進学先と同様に本来来年の秋に進学を予定していたバグリーが学年変更をし、今秋に進学するかどうかという点も非常に重要で彼がもし今秋の進学となれば、カレッジ全体の勢力図に大きくな影響を与えます。


最有力候補はデューク大?

3月にtwitter上で発表された彼の進学先候補はUCLA、アリゾナ大、デューク大、USC、ケンタッキー大、カンザス大の6校。
6校の中でバグリーが実際に公式訪問に訪れたのはUSC、デューク大、UCLAの3校。
明日の進学先発表でもこの3校の中から進学先を選ぶと見られています。

NCAAディビジョン1でバスケットボールチームとして許可されている奨学金の上限数は13。
USCの今季のロスターは既に13の奨学金枠が埋まっており、バグリーが今秋に進学をするならば厳しい状況。

デューク大とUCLAは今季の奨学金枠に余裕があり、進学を早めるのであればこの2校が選択肢となりそう。
既にバグリーはclass of 2017の学年変更に向けてNCAAに書面の提出を進めているとも報じられおり、学年変更の可能性も高そうです。
となると、元々バグリーの進学先の有力候補としてはデューク大とUSCの2校が挙げられていたので、バグリーの最有力進学先はデューク大ということになりそうです。

バグリー獲得でデューク大はNCAAトーナメント優勝の最有力候補に

もし、今季のデューク大のロスターにバグリーが加入すれば、デューク大は一躍NCAAトーナメント優勝の最有力候補に。
マーキス・ボールデン、ウェンデル・カーターJrが並ぶ全米屈指のインサイドにバグリーが加わることになれば他校にとっては脅威以外の何物でもありません。

アウトサイドのプレーも得意とするバグリーはカレッジレベルで限定された時間であれば、3番ポジションでプレーすることもあるかもしれません。
今季のデューク大のロスターには大型ウイングが不在で3番ポジションが穴になっていたので、バグリーの獲得はこの上ない補強となりそうです。

バグリーの学年変更で2018年のNBAドラフトは大当たりのドラフトに

バグリーがclass of 2017に学年変更をすると、2018年のNBAドラフトへのアーリーエントリーが可能になります。
現状、2018年のドラフト上位候補としてはミズーリ大のマイケル・ポーターJrやアリゾナ大のディアンドレ・エイトン、テキサス大のモハメド・バンバ、ユーロのルカ・ドンチッチの名前が挙げられていますが、バグリーがアーリーエントリーすれば1位指名候補に間違いなく食い込んできます。

上位候補だけを見れば、当たり年と見られている2017年のドラフトをも上回るタレント揃い。
1996年組、2003年組に次ぐ歴史的なドラフトとなるかもしれません。

バグリーの去就次第では、カレッジだけでなくNBAにも大きな影響が予想されます。
バグリーの進学先、学年変更の行方は日本時間で8月15日の昼頃には発表される見込みです。

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