カンザス大がOak Hill Academyのデイビッド・マコーマックを獲得。


class of 2018の選手達が続々と進学先を公表し始めた昨今。
強豪Oak Hill AcademyのCでESPNランキング33位のデイビッド・マコーマックも進学先を公表。
学年屈指のパワーを誇るビッグマンが選んだ進学先はカンザス大でした。

カンザス大は先日のシルビオ・デ-ソーザに続き、class of 2018から2人目のコミットを獲得。
デ-ソーザ、マコーマックと能力の高いビッグマンを獲得し、来季のカンザス大のインサイドも安泰でしょう。



デイビッド・マコーマック

学年:class of 2018
ポジション:C
身長:208cm
体重:127kg


昨季からOak Hill Academyでプレーしているマコーマック。
インサイドを制圧するタイプのビッグマンで、ビッグマンにもオールラウンドなプレーが求められる近代バスケットの流れには全く乗っていないタイプの選手。
ペイント内ではディフェンスを物ともせず、ダンクを叩きこみます。

身体能力も見た目以上に高く、ディフェンスでの貢献も期待出来そう。
オーバーウェイト気味ですがクイックネスは悪くなく、体重を絞れば速攻にも対応出来るでしょう。
私的には3割ちょいの成功率の3PTを打ってくる昨今のオールラウンド系のビッグマンよりも、狭いプレーエリアで成功率の高い仕事をしてくれるマコーマックの様なタイプの選手の方が好み。

今風のビッグマンでは無いこともあり、One-and-doneではなく2~3年はカレッジでプレーしれくれそうな選手です。
五つ星の選手を獲得しても、One-and-doneで出ていかれてしまう可能性が高く、チームの長期的な補強としては効果が薄い。
今回のマコーマックの進学は、スーパースター頼みではない堅実なリクルーティングを展開するカンザス大にとっても、NBAに行くためにはスキルを磨く必要のあるマコーマックにとっても良い選択となりそうです。

充実のインサイドラインナップを揃えるカンザス大

カンザス大は既にシルビオ・デ-ソーザからコミットを獲得。
メンフィス大からK.J・ローソンとデドリック・ローソンのローソン兄弟も転校で加入。※転校規定で公式戦でのプレーは来季から。
来季のカンザス大のインサイドは、タレントの数・質共に充実したラインナップ。
ガードのリクルートに成功すれば、NCAAトーナメント進出上位を狙える戦力が整いそうです。

ガードでは、クエンティン・グライムスとデボン・ドットソンがカンザス大への進学を有力視されています。

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