ボール家の次男、リアンジェロ・ボールを見くびりすぎてはいないだろうか。


今年のNBAドラフト2位でLALにドラフトされたロンゾ・ボールを長男とするボール三兄弟。
三男のラメロ・ボールは昨季の1試合92得点ゲームで全世界にその名を轟かせ、世界で最も有名な高校バスケ選手の1人となっています。

長男のロンゾに続いて今季UCLAに加入する次男のリアンジェロ・ボール。
ロンゾ、ラメロ共にESPNで五つ星にランクされる学年トップ選手ですが、リアンジェロの評価は3つ星。
三兄弟で最も低評価を受ける選手です。
三兄弟の父であるラヴァー・ボール氏が"三兄弟でリアンジェロのみNBA入り出来ない"とコメントしたという説も。

三兄弟で最も地味なリアンジェロが周囲の予想を裏切り、UCLAで大成することが出来るでしょうか。


リアンジェロ・ボール

大学:UCLA
学年:フレッシュマン
ポジション:SG/SF
身長:198.1cm
体重:108.9kg

兄弟唯一のスペシャリストタイプ

長男ロンゾは高校時代に身体能力を武器にディフェンスでも貢献。
オフェンスでは、驚異的な視野の広さで爆発的破壊力を誇るチノヒルズ高校のオフェンスを牽引したオールラウンドプレーヤー。
2015-2016シーズンに、シーズン無敗のままカリフォルニア州大会を制したチノヒルズ高校の最重要人物でした。

三男のラメロも成長と共に身体能力が向上。
昨季までのオフェンス偏重のプレーから、ディフェンスでも貢献の出来るオールラウンダーへと成長しようとしています。

次男のリアンジェロは他の兄弟たちと異なり、スコアリング重視のスペシャリストタイプ。
広いシューティングエリアとインサイドを制圧するパワーを持ち、コートのどこからでも得点を重ね、ラメロの92得点には負けるものの、1試合72得点を始め60得点以上を連発し、高校屈指のスコアラーとして名を馳せました。
にも関わらず、身体能力に欠けるリアンジェロは三兄弟で最も低い評価を受けています。

成長のカギはクイックネスとディフェンス

高校時代はインサイドでの得点も求めら、重さとステップワークを武器にインサイドでも得点を量産しました。
高校レベルでは通用したものの、並み程度の身体能力で特にサイズがある訳でもないリアンジェロがカレッジのインサイドで得点を難しく、重さの代わりにクイックネスを向上させることが必要でしょう。
カレッジレベルのウイングをディフェンスする上でも、クイックネスの向上は必須。

リアンジェロは大学シーズンを前にして、既にダイエットに成功。
クイックネスや跳躍力も大きく成長しています。

リアンジェロは意外とカレッジで活躍する気が

今季のUCLAは、PGのジェイレン・ハンズ、ウイングのクリス・ウィルクスを始め、カレッジトップレベルのリクルートに成功。
今季か加入の6人のフレッシュマンの中で、最も評価が低いのがリアンジェロ。

それでも、リアンジェロはUCLAで活躍するだろうと私は予想しています。
昨年、ロンゾを中心に速攻主体のオフェンスを展開したUCLA。
今季も身体能力の高いジェイレン・ハンズを中心にアップテンポなバスケを見せてくれるでしょう。
身体能力の高い選手が揃うUCLAですが、昨季活躍したアイザック・ハミルトンやブライス・アルフォードの様な優れたシューターはおらず、リアンジェロのシュート力へのニーズは有り。
外角のシューティングだけに関して言えば、リアンジェロもロンゾとラメロに劣らないレンジと精度を持っており、シューターとして活躍する素養は申し分無し。
one and done級の活躍をするとは思っていませんが、ローテーション入りするチャンスは十分にあるでしょう。

何より、ボール家の子って皆賢いというか、自分の役割を分かっているなというのが強く、リアンジェロもシーズン前にちゃんと身体を仕上げてきていて、バスケットの面でもちゃんと求められる役割をこなしてくれるだろうなという期待が。
1年でUCLAでエースとなることは予想し難いけれど、コツコツ成長を続け、2,3年後にはUCLAのエースに成長していてもおかしくは無いと思います。
正直、リアンジェロの活躍についてこれといった根拠がある訳では無いですが、リアンジェロは三兄弟の中の"ネタキャラ"扱いされ、実力が過小評価されているのは間違いないでしょう。

シーズンが始まり、リアンジェロが周囲の低評価を覆す活躍を見せてくれることを楽しみにしています。

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