今年のカレッジバスケのフレッシュマンはSECが熱い!!


フレッシュマンの活躍の目立った昨季のカレッジバスケ。
今季のフレッシュマンも昨季に負けないタレント揃いで、今季もフレッシュマンの活躍が楽しめるでしょう。

ワシントン大のマーケル・フルツ、UCLAのロンゾ・ボールとT.J・リーフ、アリゾナ大のラウリ・マルカネンなど、昨季はPAC-12のフレッシュマンの活躍が目立ちました。
今季、PAC-12に代わり有望フレッシュマンが揃うカンファレンスがSEC。
ケンタッキー大は例年通りの反則的リクルートに成功し、高校NO1プレーヤーのマイケル・ポーターJrもミズーリ大に入学。

今季のカレッジバスケでは、SECのフレッシュマン達が注目を集めることになるでしょう。



ミズーリ大:マイケル・ポーターJr

ポジション:SF/PF

身長(裸足):205.7cm
体重:97.1kg
ウイングスパン:215.9cm


数々の強豪校をなぎ倒し、所属校のNathan Hale High Schoolをシーズン無敗のまま州大会優勝に導いた高校ベストプレーヤー。
サイズ、身体能力、技術のどれを取っても超一流。
カレッジでは、コンボフォワードとしてインサイド・アウトサイド共に攻守に渡り活躍を見せてくれるでしょう。
弱点の1つであったハンドリングが改善されてきている今、彼の弱点はフィジカルコンタクトの弱さくらいでしょうか。

弟のジョンテイ・ポーターも、学年変更で今季ミズーリ大に入学。
アスレティックでクリエイティブなPGのブレイク・ハリス、インサイドを支配するジェレミア・ティルモンの獲得にも成功したミズーリ大。

フレッシュマン達の活躍次第では、2013年以来となるNCAAトーナメント出場だけでなく、同校史上初となるFinal4進出の可能性もあるかもしれません。

アラバマ大:コリン・セクストン

ポジション:PG/SG
身長(裸足):185.4cm
体重:83kg
ウイングスパン:201.9cm


闘争心に溢れるプレーが魅力の高校屈指のスコアラー、コリン・セクストン。
NikeのAAUリーグ、EYBLの1セッションあたりの最高得点記録保持者でもあります。
スコアラーとしての活躍が目立ちましたが、シーズン終了後のオールスターゲームでは、非凡なパスセンスを披露し、PGとしても素晴らしい選手であることを証明しました。

アラバマ大は得点力に優れるコンボガードのジョン・ペティーも獲得。
ゲーターレード選出のアラバマ州の最優秀選手賞を2年連続で受賞した実力派で、セクストンとのバックコートデュオは他チームの脅威となること間違いなし。

技術もさることながら、セクストンの魅力は溢れ出る闘争心。
彼のエネルギッシュなプレーは数々のアップセットを引き起こしてくれるでしょう。

ケンタッキー大:ケビン・ノックス

ポジション:SF
身長(靴込):205.7cm
体重:93,4kg
ウイングスパン:212.1cm


今年も5つ星選手を乱獲したケンタッキー大。
その中でもESPNランキングで最上位に位置したのが、学年全体10位にランクされたケビン・ノックス。

元NFLプレーヤーを父に持ち、高校入学当初はアメリカンフットボール選手として将来を嘱望されていましたが、2015年のU16アメリカ選手権のアメリカ代表メンバーに選出されたことを機にバスケットボールに専念。
高校で身長が15センチ以上伸び、NBA入りが期待される選手へと成長しました。

8月に18歳になったばかりで、身体的にもまだまだ伸びる可能性が高く、ポテンシャルの高さではミズーリ大のマイケル・ポーターJrにも引けを取りません。
技術的にはハンドリングやシューティングなど、課題もまだまだ少なくありませんが、エリート揃いのケンタッキー大の練習で揉まれれば、大化けの可能性も期待出来るでしょう。

ノックスの他にも、P.J・ワシントン、ジャレッド・ヴァンダービルト、クアデ・グリーン、ニック・リチャーズとマクドナルドオールアメリカンだらけのケンタッキー大。
誰もがブレークする可能性を秘めたタレント集団。
チームが噛み合えば、楽々とカレッジを支配してしまうかもしれません。

ケンタッキー大、フロリダ大などの強豪校が所属し、NCAAきっての強豪カンファレンスの1つとして知られるSEC。
今季は有望フレッシュマンが多数加入。
昨季カンファレンス最下位だったミズーリ大がマイケル・ポーターや複数の有望新人を獲得したことで、今季のカンファレンス内の争いは昨季以上に激化するでしょう。


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