トレー・ヤングがNCAA史上1位タイとなる1試合22アシストを記録。


オクラホマ大のフレッシュマン、トレー・ヤングがまたまたやってくれました。

ヤングは対ノースウェスタン州立大(NWSU)戦で26得点22アシストを記録。22アシストという数字は、現アラバマ大のHCエイブリー・ジョンソン等の記録と並ぶNCAAディビジョン1史上最多タイの大記録です。

シュートレンジの広さや得点能力の高さに注目が行きがちですが、視野の広さや正確なパスの技術に関しても歴史に残るスーパープレーヤーであることを証明しました。

更に、20得点20アシスト以上を同一ゲームで記録した選手は過去20年間でヤングが初めて。
破竹の勢いで活躍を続けるヤングのキャリアに新たな記録が追加されました。

試合はヤングの活躍もあり、オクラホマ大が105-68でNWSUに快勝。オクラホマ大はUSC、ウィチタ州立大と2試合続けてAPランキングTop25入りの強豪校に勝利したことで、今週からランキング17位にランクされています。

平均得点、平均アシストでNCAA首位



現時点でのヤングのスタッツは平均28.5得点、10.2アシスト。平均得点・平均アシスト共にNCAAディビジョン1で首位をひた走っています。得点に関しては2位に4.4得点差をつける独走状態で、初戦の15得点以降9試合連続で20得点以上を記録中です。

NWSU戦でNCAAディビジョン1記録と並ぶ22アシストを記録した訳ですが、この記録にはヤングのパスをきっちり決めてきたチームメイトの貢献も。この試合でオクラホマ大はFG成功率59.4%でシュートを沈めています。

余りにヤングの活躍が凄すぎて、最早ヤングに関して言及出来ることが無くなって来ちゃいましたね笑
既にカレッジバスケットボール史に残る活躍を見せており、今後もその勢いは衰えないでしょう。

こうなって来ると注目は"ドラフトで上位指名を受けるか"、"NBAで通用するか"といったあたりでしょうか。今までであれば、身体面を懸念し指名順位が上がらないということも十分に考えられましたが、ここまでの活躍に加えてカリーという成功の前例があることから、ヤングもかなり良い順位での指名を受けるのでは無いでしょうか。

純粋に活躍だけを見れば、TOP3で指名を受けなければいけない選手です。

カレッジバスケは年末からカンファレンスゲームに突入。オクラホマ大が所属するBig12はカンザス大、TCU、ベイラー大、WVUなどランキング入りをしている強豪校だらけ。ここで今まで通りの活躍を見せれば、ヤングのドラフト上位指名の確率は更に高まることでしょう。

コメント