高校バスケ界随一のセレブチーム、Sierra Canyon School。

シャックの息子シャリーフ・オニールを始め、2世選手の活躍が目立つアメリカ高校バスケ。
その中でも今季のSierra Canyon Schoolには多くの2世選手が集まっています。
昨季はデューク大のマービン・バグリーもプレーしたSierra Canyon。
俳優のウィル・スミスの娘や、リアリティショーで人気を博すジェンナー姉妹などのセレブも通ったカリフォルニア州の私立校です。

昨季の主力の多くは卒業でチームを去りましたが、今季も多くの有望選手が加入。
その加入した選手がNBA選手の2世や親戚揃いで、Sierra Canyonは全米随一のセレブチームとなりました。


セレブチームSierra Canyon Scool


今季Sierra Canyonに加入した主力はデュエイン・ワシントンJr(背番号0:class of 2018)、スコッティ・ピッペンJr(背番号2:class of 2019)、ケニオン・マーティンJr(背番号4:class of 2019)、テレン・フランク(背番号15:class of 2020)の4人。

ワシントンはロサンゼルスレイカース等で活躍した元NBA選手、デレック・フィッシャーの甥っ子で既にオハイオ州立大への進学が決定。
ピッペンはその名の通り、シカゴブルズで2度の3ピートに大きくしたレジェンドプレーヤー、スコッティ・ピッペンの息子。
マーティンもその名の通り、ニュージャージーネッツ等で活躍したケニオン・マーティンの息子。
フランクもミネソタティンバーウルブズ等でプレーしたテリス・フランクの息子とNBA選手の2世や親せきばかり。
更には今季からチームに加入したclass of 2019の五つ星ウイング、カシアス・スタンレーもNBA選手やNFL選手の代理人を務めたエージェントのジェローム・スタンレーの息子です。

セレブプレーヤー揃いのSierra Canyonの試合には、選手の両親が応援に駆け付け応援席もセレブ揃い。
先日の試合にはラッパーのカニエ・ウェストも応援席に現れたとのこと。

知名度の高い選手が揃うSierra Canyonですが、実力もカリフォルニア屈指で、ここまでの10試合で9勝1敗を記録中。
転校規定で公式戦をベンチで過ごしていたスタンレーの公式戦出場もやっと認められ、ここからチームは本格始動。
高校バスケ界屈指のレベルの高さを誇るカリフォルニア州の州大会優勝有力候補にも挙げられています。

2世選手は親よりも活躍しない印象がありますが、マーティンは親譲りの身体能力でダンクを連発。
ピッペンもアウトサイドの得意なガードとして良いプレーを見せており、父の様にここから急に身長が伸びることがあれば、NBA入りを果たしてもおかしくは無いでしょう。
NBAファンの方も2世選手の活躍に是非注目してみて下さい。

コメント