March Madness 2018:デューク大が接戦を制し、Elite8進出。


NCAAトーナメントのElite8進出をかけ、ACC所属校同士である第2シードのデューク大と第11シードのシラキュース大が対戦。
両校共にゾーンディフェンスを敷き、試合開始からアリウープが飛び交う空中戦となったこの試合。
デューク大がマービン・バグリーの活躍で食らいつくシラキュース大を振り切り、69-65で勝利し、Elite8にコマを進めました。

前半は0リバウンドとシラキュース大の高さに苦しんだバグリーでしたが、後半に立て直し22得点7リバウンド。
シラキュース大もエースのタイアス・バトルが19得点5アシストと気を吐きましたが、デューク大には後一歩及ばず。
Sweet16でトーナメントを去りました。


低調な3PTに苦しんだデューク大


共にゾーンディフェンスを敷いたデューク大とシラキュース大。
デューク大はマービン・バグリーとウェンデル・カーターJrがインサイドで奮闘するものの、本来優秀なシューターである、グレイソン・アレンとゲイリー・トレントJrが不調。
アレン、トレント共にワイドオープンのシュートも入らず、試合を通じて3PT成功率19.2%(5/26)と苦しみます。

シラキュース大はデューク大のインサイド陣を相手に、センターのパスカル・チュクゥがファールトラブルに苦しみますが、エースのタイアス・バトルが3PTやドライブからのショートフローターを高確率で沈め、デューク大のゾーンディフェンスに的を絞らせません。
バトルはチーム最多の19得点に加え5アシストを記録し、シラキュース大のオフェンスを牽引しました。

タレントで勝るデューク大相手に粘り強く追走を続けたシラキュースでしたが、要所でバグリーとカーターがリバウンドを支配。
バグリーが22得点7リバウンド、カーターが14得点12リバウンド1ブロックの活躍で制空権を奪ったデューク大がシラキュース大に勝利し、Elite8進出を果たしました。

後半開始早々シラキュースに2連続得点を許した所で、デューク大のコーチKは直ぐにタイムアウトを要求し、ジャケットを脱ぎ去りチームを鼓舞。
若さ故にシーズン中何度も試合途中で崩れてきたデューク大でしたが、この試合では何とか踏ん張り切りました。

デューク大は次戦でFinal4進出をかけ、カンザス大と対戦。
カンザス大は経験・実力共にNCAAでもトップクラスのガード陣を揃えており激戦必至。
今回同様デューク大のインサイド陣の活躍がカギとなりそうです。

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