デューク対ノースカロライナ。今季3度目のライバル対決をノースカロライナが制す。

NCAAきってのライバル関係にあるデューク大とノースカロライナ大(UNC)。
共にカレッジ屈指の強豪である両校が、ACCトーナメント準決勝で今季3度目の対戦。
所属カンファレンスのレギュラーシーズンゲームの結果は1勝1敗の互角。

試合は中々シュートが決まらないデューク大を尻目に、UNCが連続で3PTを沈め、リードを奪います。
デューク大もマーキス・ボールデン、ウェンデル・カーターのブロックでUNCを抑え込み、マービン・バグリーを中心にしたオフェンスで追走。
バグリーのシュートで前半残り2分を切った所で26-27でデューク大が逆転。
UNCはすかさずジョエル・ベリーが3PTを沈め、直ぐにリードを奪い返します。
前半終了間際にベリーのナイスアシストからキャメロン・ジョンソンがレイアップを沈め、36-31でUNCが5点をリードし折り返します。

後半に入ってもUNCがティオ・ピンソンを中心にデューク大のゾーンディフェンスを効果的に攻め、試合を優位に運びます。
後半残り6:45にジョンソンが3PTを決め、70-55の15点差までUNCがリードを広げます。
窮地に立たされたデューク大は、主将のグレイソン・アレンを中心に猛チャージ。
UNCはセーフティリードに安心したのか、アウトサイド中心の消極的なオフェンスになり、無得点が続きます。

残り50.4秒には、アレンのスティールからゲイリー・トレントJrが3PTを沈め、72-69まで詰め寄ります。
残り17.8秒にデューク大のアレンがオフェンスチャージングを吹かれ、勝負有りかと思われましたが、続くUNCのオフェンスでピンソンが11.8に痛恨TOを犯し、デューク大に再度同点に追いつくチャンスが到来。
3PTを決めれば同点に追いつくオフェンスで、デューク大はアレンがまさかのタフショットを選択。
シュートはリングにも当たらず、リバウンドはUNCのピンソンが確保。
ファールで得たFTをピンソンがキッチリ2本とも沈め、74-69でUNCが勝利。
ACCトーナメントの決勝に駒を進めました。

完全にUNCの勝ち試合の流れの中で何とか追いつきかけたデューク大でしたが、最後までチグハグなオフェンスとなり、チャンスをモノにすることは出来ませんでした。


UNCのチーム力がデューク大のタレントを凌駕



スターティング5にフレッシュマンが4人のデュークに対して、UNCはシニアが3人という対照的なチーム構成の両校。
選手1人1人のサイズや身体能力ではデューク大がUNCを大きく上回ります。

タレントでは劣るUNCですが、過去2年連続でFinal4に進出しており、積み重ねた経験値はカレッジのどのチームにも劣りません。
この試合でも、大事な場面でのリバウンドをキッチリと抑え、39-40でデューク大と互角のリバウンド数を記録。
オフェンスでも、FG成功数28本に対し、24本のアシストを記録し、効果的にデューク大のディフェンスを攻略しました。
エースのルーク・メイが17得点10リバウンドでダブルダブル、シニアのティオ・ピンソンが8得点7アシスト4リバウンド3スティールとオールラウンドに活躍し、UNCがチーム力でデューク大を上回りました。

未だ噛み合わないデューク大

フレッシュマン4人を中心に、タレントの高さではカレッジ随一のデューク大。
この日もマービン・バグリーが19得点13リバウンド、ゲイリー・トレントJrが20得点6リバウンドと活躍を見せました。
しかし、TO数が18と不用意なミスが目立ち、ディフェンスでもローテーションの悪さからUNCに幾度もイージーシュートを許していました。

チームが噛み合っている時間帯では攻守共に爆発的な力を発揮するデューク大ですが、一度歯車が狂うと完全に崩れてしまうのが今季のデューク大。
NCAAトーナメントでも、波に乗ればFinal4進出も決して夢ではありませんが、逆に1回戦でポロっと負けてしまう可能性も十分に考えられるでしょう。


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