ザイオン・ウィリアムソンが州大会3連覇で高校バスケを締めくくる。

サウスカロライナ州のSpartanburg Day High School(Spartanburg)でプレーするclass of 2018のトッププレーヤー、ザイオン・ウィリアムソン。

過去2シーズン連続でClass AAのサウスカロライナ州チャンピオンに輝いてきましたが、今季も州大会を順調に勝ち進み、決勝でTrinity-Byrnes Collegiate Schoolと対戦。
ウィリアムソンの37得点17リバウンドの活躍で、Spartanburgが74-41で大勝し、易々と州大会3連覇を達成しました。

ウィリアムソンの高校での公式戦はこれで終了。
マクドナルドオールアメリカンやジョーダンブランドクラシック等のオールスター戦が控えていますが、ひとまず彼の高校バスケは州大会3連覇で幕を閉じました。


高校バスケ界屈指のスターとなったウィリアムソン


SNSの力で高校バスケ界トップクラスの人気プレーヤーとなったウィリアムソン。
人気だけでなく実力も折り紙付きで、州大会3連覇に加えて高校通算3000得点も達成。
全米レベルの強豪校に転校するという道もありましたが、最後まで地元の高校に留まり、州内では圧倒的な強さを誇りました。
高校卒業後は名門デューク大への進学が決定しており、カレッジでも活躍が期待されます。

今季は昨季よりも体重がかなり増量し、体重は120kgオーバー。

デューク大の同級生にはR.J・バレット、キャメロン・レディッシュという優れたウイングプレーヤーが2人もおり、ウィリアムソンはインサイドを主戦場にすることとなるでしょう。カレッジでも、高校同様に豪快なダンクを叩き込んでくれるはずです。

州内には全米レベルの強豪校が無く、高校では全米レベルのチームと対戦する機会が限られていましたが、AAUや招待キャンプで学年トップレベルのプレーヤーを相手に支配的なプレーを見せてきているので、カレッジでも1年目から通用するでしょう。

ウィリアムソン以降も、多くのプレーヤーがSNSで人気を獲得してきましたが、ウィリアムソンの知名度と人気は桁外れ。

Youtubeにアップロードされた彼のハイライトやmixtapeの中には、再生回数が100万回を超える動画も少なくありません。

今後もウィリアムソン同様にSNSを賑わせるプレーヤーが出てくるかもしれませんが、ウィリアムソンがSNS時代を代表するプレーヤーであることは間違いないでしょう。

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