NBAドラフト2018:カンザス大のMr.March、マリク・ニューマン。

カンザス大のソフォモアガード、マリク・ニューマン。
カンファレンストーナメントから調子を上げ、Big 12トーナメントの最優秀選手賞を受賞。
NCAAトーナメントでも活躍を続け、2012年以来となるカンザス大のFinal4進出に大きく貢献しました。

シーズン平均は14.2得点ですが、カンファレンストーナメントとNCAAトーナメントでは平均22.5得点を記録。
3月のトーナメントシーズンに活躍したことから、"Mr.March"とも呼ばれる勝負強さを誇る選手です。


マリク・ニューマン


高校時代から学年トップクラスの選手として名を馳せたマリク・ニューマン。
爆発的な身体能力を武器に高校NO1スコアラーと呼ばれ、2014年にはチームUSAのメンバーとしてU17世界選手権に出場。
エースとしてチームを世界制覇に導き、大会最優秀選手賞も獲得しています。
この大会でUSAは日本代表とも対戦し、122-38で日本を圧倒。
日本に大勝したUSAのエースとしてニューマンを覚えている方もいるかもしれませんね。

将来を嘱望され、鳴り物入りでカレッジ入りを果たしたニューマンでしたが、彼のキャリアは決して平坦なモノではありませんでした。
ニューマンが進路に選んだのは、父の母校でもあるミシシッピ州立大。
フレッシュマンから活躍し、one and doneでNBA入りを果たすと思われていましたが、入学したミシシッピ州立大では、平均11.3得点、FG成功率39%と期待された活躍は出来ず。
シーズン終了後にアーリーエントリーを表明しましたが、高い評価を得る事が出来ずにドラフトから撤退し、カンザス大へ転校しました。

カンザス大に転校したものの、転校規定により2016-2017シーズンは公式戦への出場不可。
同級生が続々とアーリーエントリーする中、ニューマンは公式戦に出場することさえ出来ませんでした。
彼と同学年のTOP10の選手は、ニューマンを除き既に全員NBA入りを果たしています。

1年間の公式戦出場禁止期間を終え、晴れて迎えた今シーズン。
ニューマンは名門カンザス大のスターティングガードとして、平均31.6分もの出場時間を獲得。
平均14.2得点という数字は突出したものではありませんが、3PT成功率41.5%、FT成功率83.5%と効率良く得点を重ねました。
中でも、ポストシーズンでの活躍は目覚ましく、トーナメント2回戦のシートンホール大戦で28得点、Elite8のデューク大戦で32得点を記録し、チームをFinal4に導きました。

NCAAでも屈指の勝負強さを見せつけたニューマンの懸念事項は、フロアリーダーとしての資質とディフェンスでしょうか。
デボンテ・グレアムという優れたガードを擁したカンザス大では、ニューマンのポジションはSGでしたが、ニューマンのサイズとウイングスパンを考えるとNBAでのポジションはPG。
フロアリーダーとしてのコントロール力を磨くことが出来るかどうかが、NBAで生き残るポイントになりそうです。
ハンドリングやコートビジョンは十分優れたモノを持っているので、経験を積み成長することが期待されます。
また、平凡なウイングスパンのため、ディフェンスでNBAで通用するかどうかにも疑問符が付きます。
サイズ不足とウイングスパン不足を優れたクイックネスで補うことが出来るでしょうか。

予想指名順位は2巡目上位から中位辺りですかね。
カレッジでは予想に反して苦労をした選手なので、NBAでは成功して欲しい選手です。

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