NBAドラフト2018:NCAAトーナメントのシンデレラボーイ、ドンテ・ディビンチェンゾ。

ビラノバ大の優勝で幕を閉じた今年のNCAAトーナメント。
Final4の最優秀選手賞に輝いたのはカレッジの個人賞を総なめにしたジェイレン・ブランソンでも、ドラフト上位指名が予想されるウイングのミケール・ブリッジスでもなく、シックスマンのドンテ・ディビンチェンゾでした。

決勝の対ミシガン大戦では次々とシュートを沈め、ゲームハイとなう31得点を記録。
ビラノバ大に2016年以来3度目となるNCAAトーナメント制覇をもたらしました。
ディビンチェンゾは今年のドラフトにもアーリーエントリーを表明しており、ドラフトコンバインにも招待を受けています。

ドンテ・ディビンチェンゾ


デラウェア州出身のディビンチェンゾ。
高校時代はESPNの評価でギリギリの4つ星。
もちろんESPNランキングには入っていませんでした。
カレッジの1年目にはシーズン序盤に右足を骨折し、その後はシーズンを全休。
2年目の昨季はローテーション入りを果たし、平均8.8得点を記録。
今季は更に成長を見せ、シックスマンとして平均13.4得点4.8リバウンド3.5アシストを記録し、カンファレンスの最優秀シックスマン賞も受賞しています。

優秀な跳躍力とクイックネスを持ち、アウトサイドシュートもクイックで高精度。
パッサーとしてもセンスがあり、ビラノバ大のスーパーサブとして活躍を見せました。
多くのハイライトプレーを残す一方で、リスキーなプレーを好む傾向があり、TO数も1試合平均2.0個と多め。
3PT成功率は40.1%と良い数字ですが、FT成功率は71.0%とシューターとしては寂しい数字です。

予想指名順位は2巡目

ネットではカレッジの残った方が良いと論調をよく目にしますが、draftnetのモックドラフトでは1巡目23位と高評価。(2018年5月5日時点)
優秀なウイングのスコアラーですが、これといってどこかが飛びぬけている訳ではなく。
目指す方向は3&Dだと思いますが、ディフェンスがそこまで良い選手でもなく。
彼の勝負強さは勿論魅力的で、昨年のNCAAトーナメントでも2試合連続2桁得点を記録しています。

カレッジ残ったからといって評価が上がる保証はなく、NCAAトーナメントの活躍で話題を呼んだ今年のエントリーは正しい判断ではないでしょうか。
レッドシャツソフォモアなので年齢的にもあれですし。
エージェントとは未契約の為、今後の評価次第ではカレッジ残留も可能。
コンバインの結果も評価に大きく影響してきそうですが、個人的には良くても2巡目指名かなと。

ちなみにイタリア系の選手で、"ビッグ・ラグー"というあだ名でも呼ばれているそう。
あまりNBA選手を輩出していないデラウェア州出身の選手ですが、今年はデューク大のトレボン・デュバルもデラウェア州出身の選手としてNBA入りがほぼ確実。
ディビンチェンゾもNBA入りを果たせば、デラウェアバスケットボール界にとっては嬉しい年になりそうです。

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