NBAドラフト2018:次代のビッグガード、シェイ・ギルジアス-アレクサンダーとは?

カレッジで1年間プレーし、NBAドラフトにアーリーエントリーするone and doneの名産地ケンタッキー大で、今季エースガードとして活躍を見せたのがシェイ・ギルジアス-アレキサンダー。

高校時代はESPNランキングで学年35位と高い評価を受けましたが、毎年高校屈指のプレーヤーが入学するケンタッキー大ではロールプレイヤーとなることが予想されていました。シーズンが進むに連れげ下馬評を覆しその存在感を増し、終盤にはチームのエースとして堂々たるプレーを見せてくれました。

現時点での活躍だけでなく、ビッグガードとしての高い将来性も魅力。大成が期待されるシェイ・ギルジアス-アレクサンダーを、ケンタッキー大の先輩であるジョン・ウォール、ディア―ロン・フォックスと比較してみます。

シェイ・ギルジアス-アレクサンダー

所属校:ケンタッキー大
出身校:ハミルトンヘイツクリスチャンアカデミー(テネシー州)
学年:フレッシュマン
ポジション:PG
主な受賞歴:ナイキフープサミット(2017)、2ndチームオールSEC(2018)、SECトーナメントMVP(2018)

ハイライト

身体測定結果比較

シェイ・ギルジアス-アレクサンダージョン・ウォールディアーロン・フォックス
身長(裸足)194.3cm189.9cm188cm
体重81.6kg88.7kg76.9kg
体脂肪率3.00%5.60%4.50%
WS212.1cm206.4cm199.4cm
SR264.2cm257.8cm254cm

※WS=ウィングスパン、SR=スタンディングリーチ

2010年にドラフト1位指名でNBA入りを果たしたジョン・ウォールと2017年に5位指名でNBA入りを果たしたディアーロン・フォックス。どちらもケンタッキー大でカリパリの指導を受け、one and doneで上位指名を受けたプレーヤーです。

ウォール、フォックス共にPGとしては優秀なウィングスパン、スタンディングリーチを有するガードですが、アレクサンダーは身体的にこの2人をさらに上回ります。ウイングスパンとスタンディングリーチは共にスモールフォワードとしても通じる水準で、司令塔ながらにディフェンスでは1番から3番までカバー出来てしまう驚異のポテンシャルを秘めています。

スタッツ比較

シェイ・ギルジアス
-アレクサンダー
ジョン・ウォールディアーロン・フォックス
MPG33.734.829.6
PPG14.416.616.7
RPG4.14.34
APG5.16.54.6
TPG2.742.4
SPG1.61.81.5
BPG0.50.50.2
FG%48.50%46.10%47.90%
3PT%40.40%32.50%24.60%
FT%81.70%75.40%73.60%

身体的な面だけでなく、スタッツにおいてもウォール、フォックスに引けを取らない数字を残しました。特にシューティングの成績は秀逸で3PT成功率は40%を超え、FT成功率も80%を上回ります。これだけの数字を残しているフレッシュマンガードというだけでも、特筆すべきなのですが、それをSF級のサイズを誇る大型ガードがやってのけたのですから驚きです。

NCAAトーナメントでの3試合で残した平均20.3得点6.3リバウンド6アシストという数字には文句の付け様が無く。

2回戦の対バッファロー大戦で記録した27得点6リバウンド6アシストという数字を叩き出し、フレッシュマンがNCAAトーナメントで25得点6リバウンド6アシスト以上の数字を残したのは2004年のクリス・ポール以来という快挙。

身体的な魅力に溢れるロマン枠でありながら、数字の実績も十分でアレクサンダーへの期待は高まります。

1巡目上位指名を検討すべき大器

カナダ出身の選手らしく、スムースな身のこなしとオールラウンドなスキルセットを有するシェイ・ギルジアス-アレクサンダー。将来の大化けを期待させる身体と、上位指名を受けた先輩達に劣らぬ実績を持つ大器です。

今年の上位指名候補にはビッグマンが並びますが、ガードの候補者で1番の将来性を感じさせるのはアレクサンダーで間違いありません。

トレー・ヤングとコリン・セクストンの2人がPGのドラフト候補として高い評価を受けますが、どちらもサイズはPG標準以下。どちらも実績に優れる素晴らしいガードですが、大型ガードのアレクサンダーに夢を見ずにはいられません。

現在の指名予想は10位前後だが、彼の将来性を考えればその順位で指名出来れば儲けものです。

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