2018年10月14日:今日の小ネタ(各大学のダンクコンテスト)


カレッジでは公式練習が開始され、各大学ではファン向けの公開イベントが続々開催されています。
メジャーカンファレンスの人気校では、プロジェクションマッピングを駆使した派手な演出が用いられる中々大掛かりなイベントです。

イベントのコンテンツは選手紹介、選手によるダンス、3PTコンテスト、ダンクコンテスト、紅白戦が一般的でしょうか。
今回はダンクコンテストにフォーカスしてみます。

オレゴン大ではハイレベルなダンクコンテストが展開


ボル・ボル、ルイス・キングを始め、有望フレッシュマンの獲得に成功したオレゴン大。
4選手が参加したダンクコンテストで決勝ラウンドに進出したのは、フレッシュマンのマイルス・ノリス、ソフォモアのケニー・ウッテンの2人。

ウッテンによる360度回転しながらのウインドミルや、ノリスによるバックボードの側面に当てたボールを空中でキャッチしてのウインドミル等、ハイレベルなダンクが繰り出され、エクストララウンドの3回目の試技を終えてもタイだった為、4度目の試技は行われず、タイのまま終了となりました。

ノリス、ウッテン共にインサイドプレーヤーで、今年のオレゴン大は身体能力の高いビッグマンが充実。
PGにはU19ワールドカップのUSA代表にも選出されたジュニアのペイトン・プリチャード、Oak Hill Academyからの新入生ウィル・リチャードソンがおり、彼らのコントロールによりビッグマンが躍動するエキサイティングなバスケットが期待出来そう。
推しメンのボル・ボルが加入したこともあり、今年はオレゴン大に注目しています。

ワシントンがUKのダンクコンテストを制覇


UKのダンクコンテストはソフォモアのPJ・ワシントンと、フレッシュマンのケルドン・ジョンソンの優勝争いとなりました。
その中でも、安定してパワフルなダンクを決めたワシントンが優勝。

アンダーサイズのパワーフォワードのワシントンですが、身体能力とウイングスパンの長さでサイズ不足をカバー。
今年は3PTにも磨きを掛けており、昨年以上にオールラウンドな活躍が期待されます。

昨季は3PTシュートが弱点とされたUKですが、シュートの精度の高いフレッシュマンのタイラー・ヒーローとイマニュエル・クイックリーの加入、昨季を怪我で棒に振ったジャマール・ベイカーの復帰でシュート力は大きく向上。
サイズは昨季より劣りますが、今期はアウトサイドが大きな武器となりそうです。

話は変わりますが、今回のイベントのオープニングで使われた動画がかなりかっこ良かったです。

こういう演出に力を入れる予算があるのがメジャー校の強みですね。
例年、こういった公開イベントには、有力高校生がリクルート目的で招待されるのですが、やはり演出に力を入れている大学の方が強いインパクトがあり、リクルートに有利なんでしょうね。

UKのイベントにはclass of 2019でTOP3の評価を受けるヴァーノン・キャリーを始め、class of 2020、class of 2021の有力選手が多数来場していた様です。

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