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NBAドラフト2017:ダーク・ノヴィツキー以来の大型シューター、ラウリ・マルカネン。

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フィンランド出身のビッグマン、ラウリ・マルカネン。 2016年のU-20ヨーロッパ選手権では平均24.9得点で得点王を獲得し、ユーロ屈指のビッグマンとしてアリゾナ大に入学。 アリゾナ大では選手層の厚いチームの中で1年次から得点源の1人として活躍。 チーム2位の平均15.6得点、チーム首位の平均7.2リバウンドを記録。 3PT成功率42.3%、FT成功率83.5%とユーロ出身のビッグマンらしく、非常に高精度のシュート力を有しています。 ユーロ出身の選手としてはダーク・ノヴィツキー以来の大型シューターに大成するポテンシャルを持つ選手です。

2017-2018NCAA注目チーム:有力転校生の獲得で戦力を維持するカンザス大。

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He's coming back for his senior year! #kubball @Devonte_Graham4 pic.twitter.com/ZSI1cjJUwB — Kansas Basketball (@KUHoops) 2017年4月9日 2017年NCAAトーナメントでもELITE8進出。 28年連続でNCAAトーナメント出場を続けるNCAA屈指の強豪校カンザス大。 フランク・メイソン、ランデン・ルーカスが卒業、ジョッシュ・ジャクソンもアーリーエントリーで主力3人がチームを去りますが、充実の補強で戦力を維持。 今年のカンザス大は有望フレッシュマンの獲得だけでなく、マリック・ニューマンとサム・カンリフの2人の転校生が加入。 転校生の2人はチーム練習には昨シーズンから参加しており、戦力の計算がしやすい補強となりました。 今年のカンザス大もカレッジバスケの中心に座ることは間違いないでしょう。

NBAドラフト2017:劇的な成長を遂げたカレッジNO1インサイド、ケイレブ・スワニガン。

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パデュー大の2年生PFのケイレブ・スワニガン。 2014年のU17世界選手権優勝メンバーでもあり、パデュー大では1年次から主力として出場時間を獲得。 今季は個人成績を劇的に向上させ、カレッジNO1インサイドと言って過言では無い活躍を見せました。 カレッジのトップ選手に成長し、NBA入りを目前に控えるスワニガンですが、幼少期には多くの苦難を経験。 スワニガン家族は6人の兄弟を抱えながらも父はコカイン中毒。 幼少期には家庭の経済的事情から引っ越しを繰り返し、ホームレスシェルターでも生活をし、小学校・中学校と1年以上同じ学校に通うことは1度も無かったそう。 不健康な食生活を続けたスワニガンは8年生(日本の中学2年)を前に体重180kg近くの超肥満児。 兄カールの紹介により、カールが所属していたAAUのコーチであるルーズベルト・バーンズに引き取られることが無ければ、スワニガンが現在の様にバスケットボール選手として成長することは無かったでしょう。

2017-2018NCAA注目チーム:ポーター獲得で期待のかかるミズーリ大。

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✅ First official team meeting of #Mizzou 's 2017-18 season. #MIZ 🐯🏀 pic.twitter.com/UvXYDKh1UJ — Mizzou Basketball (@MizzouHoops) 2017年6月4日 ノースカロライナ大のNCAAトーナメント優勝で幕を閉じた2016-2017のカレッジバスケシーズン。 ちょっと気が早い気もしますが、有望高校生の進路もほぼ決まったことですし、2017-2018シーズンの気になるチームをまとめ始めようかなと。 2016-2017シーズンはUCLAが2人のフレッシュマン、ロンゾ・ボールとT.J・リーフの活躍で大きく躍進しました。 今年UCLAの様な変身を遂げるチームがあるとすれば、最有力候補はミズーリ大でしょう。 ワシントン大のヘッドコーチ解雇により、進学を白紙に戻したマイケル・ポーターJrを獲得に始まり、そこから一気にリクルートで攻勢をかけ、有望高校生が相次いでミズーリ大にコミット。 近年不振にあえぐミズーリ大ですが、2017-2018シーズンは久々ファンにとっては楽しめるシーズンとなりそうです。

アメリカ高校バスケ界に広がる新ブーム”Jelly(ジェリー)”。

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Isaiah Washington brought the JELLY to Dyckman 🍇 @Jellyfam_Dimes @IamDyckman pic.twitter.com/4XQXUzYZg6 — Overtime (@overtime) August 21, 2018 Jelly(ジェリー)という単語とそれに添えられたブドウの絵文字が新たなブームとしてアメリカ高校バスケ界を席巻中。 このブームの火付け役はNYの高校生PG、アイザイア・ワシントン。Class of 2017のワシントンは昨夏のUnder Armour主催の高校生オールスターゲーム、Elite24で学年トップ選手のトレボン・デュバルと互角以上の1対1を披露し、その名を世界中に知られる様になった選手。 ワシントンが自身のシグネチャームーブとして作ったレイアップがJelly。そしてワシントンと共にJellyを繰り出す仲間達、Jelly Famは物凄い勢いで全米中に拡散しています。

チャールズ・バッシーとコール・アンソニーがPangos All American CampでMOPを同時受賞。

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Big ups to Camp co-MVP's Charles Bassey and @The_ColeAnthony ! pic.twitter.com/zJJOydDOrE — Baller.TV (@baller_tv) 2017年6月4日 全米中の有望高校生を集めて開催されるPangos All American Camp。 今年で15回目の開催を迎え過去の参加者からは多くの選手がNBA入り。 過去のMOP(Most Outstanding Player=最優秀選手)受賞者にはジェームズ・ハーデン(2006年)、デマー・デローザン(2007年)、ジョン・ウォール(2008年)等ビッグネームが名を連ね、昨年はマイケル・ポーターJr(ミズーリ大)、トレボン・デュバル(デューク大)が受賞。 今年のMOPの受賞者はClass of 2019のチャールズ・バッシーとコール・アンソニーが受賞。 下級生がMOPを受賞したのは2012年のクリフ・アレキサンダー以来2度目となりました。

class of 2018: AAUシーズンで気になった選手達。

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class of 2018は今年最上級生になる学年。 カレッジのコーチが集まるAAUは、強豪大学からのオファーを勝ち取る為の最高のアピールの場。 多くの選手が気迫あふれるプレーを披露し、それまで知らなかった選手の活躍が目に留まることが良くあります。 今年のAAUを見ていて気になった選手のまとめ。 AdidasやUnder Armourのリーグでプレーする選手も書きたかったのですが、あまり見ていなかったため書けず・・・ 結局EYBLの選手のみになってしまいました。 皆さんのおすすめも是非ご紹介下さい。

アメリカ高校バスケ界で活躍を見せる中国人選手。

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アジアのバスケットボールを常にリードしてきた中国。 アジア人初のNBAプレーヤーも2001年にダラスマーベリックスに加入した中国人のワン・ジジ。(ドラフトは1999年) 2002年にはNBAドラフトでは中国出身のヤオ・ミンが全体1位指名でヒューストン・ロケッツに入団。 オールスターにも8度選出され、NBA史に残る活躍を残しました。 現在NBAでプレーしている中国人選手はいませんが、アメリカ高校バスケ界で活躍する選手は複数おり、将来NBA入りを果たす可能性もあるかもしれません。

class of 2018:マービン・バグリーのAAUやら兄弟の話。

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NIKE EYBL LA Most Valuable Player: Marvin Bagley III READ: https://t.co/8oEQTExK7i pic.twitter.com/kYKsI4y1Cq — D1 Circuit (@D1Circuit) 2017年6月2日 押しも押されぬclass of 2018の学年NO1選手、マービン・バグリー。 この夏のAAUシーズンはNike Phamilyに所属し、EYBLに参戦。 チームは2勝14敗と大きく負け越したものの、バグリーは支配的な活躍を続け、1試合平均25.8得点14.9リバウンド3.1ブロックを記録。 LAで行われたレギュラーシーズンの最終セッションではMVPも獲得しました。 既にNBA入りは確実で将来のスーパスターとも目されているバグリー。 昨季はカリフォルニア州大会で思うような成績を残すことが出来ませんでしたが、高校バスケ最後のシーズンとなる来季はバグリーの活躍でチームを勝利に導いてくれるでしょう。 また、同じカリフォルニア州内には、今夏メキメキと頭角を現した同学年のボル・ボルもおり、将来のNBA候補のマッチアップを見ることが出来るでしょう。

NBAドラフト2017:コンバインの勝者ドノヴァン・ミッチェル。

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毎年ドラフト前のコンバインの結果で選手達の評価は大きく上下。 そのため、上位指名候補の選手の多くは評価が下がることを恐れ、コンバインを回避する傾向にあります。 今年のコンバインで優れた結果を残し、評価を上げた選手の1人がルイビル大出身のドノヴァン・ミッチェル。 コンバインで好成績を残し、ドラフト予想ではロッタリー指名まで評価を上げました。 ちなみにミッチェルは日本人選手シェーファー アヴィ幸樹が昨季在籍していた強豪校、ブリュースターアカデミーの出身選手でもあります。

NBAドラフト2017:無難なイチオシ。学年屈指のエリート、ジェイソン・テイタム。

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1位指名が濃厚なマーケル・フルツを除いて、上位8名辺りまでは甲乙のつけ難い選手が並ぶ今年のドラフト。 その中でのイチオシはデューク大出身のSFジェイソン・テイタム。高校時代には世代別アメリカ代表の常連で、世界選手権優勝にも貢献。ゲータレード選出の2016年高校最優秀選手にも選出されたエリートプレーヤーです。 "ミッドレンジマスター" と呼ばれ、多彩なステップワークから高難度なジャンパーを高確率で沈めてきます。 身体的にも恵まれており、フィジカルコンタクトにも強く、ドライブの破壊力も抜群。 得点効率の高いタイプの選手ではありませんが、NBAレベルでもある程度の得点が期待できます。