2016NBAドラフト:ベン・シモンズとブランドン・イングラム。1位指名はどちらに。



LSUの1年生ベン・シモンズとデューク大の1年生ブランドン・イングラム。
両者は2016NBAドラフトで1位指名を争うとされている。
他の候補者とは評価に大きな開きがあり、既にTOP2指名はこの2人で決定的。

LSUはNCAAトーナメントの出場を逃し、デューク大もオレゴン大に敗退し、SWEET16でトーナメントを去った。
NBAドラフトでの上位指名が予想される2人。
共に潜在能力・技術共に申し分ないが、どちらが1位指名に相応しい選手だろうか。


ベン・シモンズ

ポジション:PF
学年:1年(96年7月20日生)
身長(裸足):205.7cm
体重:108.9kg
体脂肪率:7.9%
ウイングスパン:214cm
スタンディングリーチ:275.6cm
垂直跳び(助走なし):94cm
垂直跳び(助走あり):105.4cm
最高到達点:381cm
受賞歴:ファーストチームオールアメリカン(2016)
     ナショナルフレッシュマンオブザイヤー(2016)
     ファーストチームオールSEC(2016)
     SECフレッシュマンオブザイヤー(2016)
     ゲータレードナショナルプレイヤーオブザイヤー(2015)等

※2015年LSUでの計測

ブランドン・イングラム

ポジション:SF
学年:1年(97年9月2日生)
身長(裸足):203.2cm
体重:88.9kg
ウイングスパン:221cm
スタンディングリーチ:278.1cm
受賞歴:セカンドチームオールACC(2016)
     ACCルーキーオブザイヤー(2016)
     
※2015年フープサミット時の計測

完成度のシモンズと将来性のイングラム

2人の成績を見てみると、

シモンズ
平均出場時間34.9 平均得点19.2 平均リバウンド11.8 平均アシスト4.8 平均スティール2.0
平均ブロック0.8 平均ターンオーバー3.4 平均シュート成功率56% 平均3PT成功率33.3%

イングラム

平均出場時間34.6 平均得点17.3 平均リバウンド6.8 平均アシスト2.0 平均スティール1.1
平均ブロック1.4 平均ターンオーバー2.0 平均シュート成功率44.2% 平均3PT成功率41.0%


成績だけで比較するとシモンズが圧倒している様に見える。
シモンズは得点、リバウンド、アシストの全てでチームトップの数字を挙げ、そのオールラウンドな能力を見せつけた。
唯一の弱点は試投数の少ないアウトサイドのシュート。
しかし、イングラムはシーズンを通じて急激な成長を見せ、その評価を上げた選手。
イングラムのNCAAトーナメント3試合の成績を見ると

平均出場時間39.7 平均得点23.0 平均リバウンド6.3 平均アシスト2.7 平均スティール1.3
平均ブロック1.0 平均ターンオーバー1.0 平均シュート成功率45% 平均3PT成功率37.5%

NCAAトーナメント出場の強豪校相手に素晴らしい活躍を披露した。
トーナメントでの活躍は1年を通してイングラムが大きく成長したことを証明した。

既に身体も完成されたシモンズに対して、イングラムの身体は華奢。
イングラムの持つ221センチのウイングスパンは身長から見ると驚異的。
スタンディングリーチはセンターとしてもトップクラスの高さ。


1年目から圧倒的な成績を残し、完成度の高さを示したシモンズ。
大いなるポテンシャルを感じさせる身体を持ち、物凄いスピードで成長を見せるイングラム。

現時点ではシモンズがイングラムを上回る。

オールラウンダーのシモンズとスコアラーのイングラム。
プレースタイルの違いもあるが、現時点での評価はシモンズが上。
アウトサイドのシュート力が低いという弱点こそあるものの、それを補って余りある機動力、ボールハンドリング、パスセンスを持つシモンズ。
フォワードとしてこれほどのパスセンスを持つルーキーは、レブロン・ジェームズ以来と言っても良い程。
シモンズは技術だけでなく、大学のフィジカルテストで垂直跳び(ステップ有り)105センチ、ステップなしで94センチを記録し、最高到達点は381センチ。
この最高到達点はDraftXpressに残っている過去のドラフト候補選手の記録と比較しても第1位。
シャックやドワイト・ハワードをも上回り、身体能力でも穴は無い。

即戦力としてはシモンズの評価が高く、ドラフトではシモンズの1位指名が有力。

イングラムはシモンズ程の完成度はないものの、現代NBAで求められる

・3PT
・トランジションゲームに対応する機動力
・複数ポジションをこなすサイズとリーチ

これら全てを兼ね備えるイングラムはNBAチームのニーズにフィットする。
尚且つ身体的ポテンシャルも兼ね備え、将来的にスーパースターとなる可能性が非常に高い逸材。

2016NBAドラフトは2016年6月23日にバークレイズセンターで開催予定。













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