ドラフト指名順位確定。ベン・シモンズは76ersにフィットするか?



2016年5月17日、2016NBAドラフトの指名順位が確定した。
1位指名権を獲得したのはフィラデルフィア76ers。
大方の予想では、ベン・シモンズの指名が濃厚。

しかし、76ersには既にジャヒル・オカファー、ノーランズ・ノエルという若くタレント豊かなインサイドの選手がいる。
両者ともに優れた選手ではあるが、シュートエリアは決して広くない。
76ersに必要な選手はディフェンスを外につり出し、スペースを創り出すことの出来るアウトサイドの選手。
ベン・シモンズはレブロン・ジェームス以来のオールラウンダーとの評価を受け、逸材であることは間違いない。
しかし、彼のジャンプシュートはまだまだ向上が必要で、現時点でのシュートエリアでは、NBAでの彼のポジションはPF。
ベン・シモンズはNBAにフィットするのだろうか?

ベン・シモンズ

身長(裸足):205.7cm
体重:108.9kg
ウイングスパン:214cm
垂直跳び(助走なし):94cm
垂直跳び(助走あり):105.4cm
スタンディングリーチ:274.4cm
最高到達点:381cm

上記は全て公式の記録では無く、チーム内での測定記録。
もし本当にこの記録が正確な記録であったとしたら、シモンズは本当に怪物。
最高到達点に関してはドワイト・ハワードやシャキール・オニールを上回る。

シモンズはNBAバスケにフィットしない?

レブロン以来の逸材と呼ばれ、そのパスセンスは彼のサイズを考えると驚異的。
しかし、彼の最大の弱点はシュートエリアの狭さ。
大学での彼の主な得点は速攻やドライブ、インサイドで生まれ、フィニッシュはほぼリング近く。
シーズン33試合で放った3PTはたったの3本のみで成功数は1本。
FT成功率も67%。
3PT試投数が増え、PFも3PTを求められる現代NBA。
現代NBAの象徴であるゴールデンステイトウォリアーズに所属し、NBAきってのオールラウンダーであるドレイモンド・グリーン。
今季はレギュラーシーズンで1試合平均3.2本、プレーオフで1試合平均4.7本の3PTを放ち、共に38%以上と高い成功率を残している。

シモンズはアウトサイドのシューティングを向上させることが出来るか?

シモンズ成功のカギはアウトサイドのシューティング。
この問題はシモンズの成功だけでなく76ersの来シーズンにも大きく関わる。
又は、シモンズをインサイドプレーヤーとして使うために、トレードでアウトサイドの選手を獲得することも考えられる。
シモンズをチームの中心に置くのであれば、チームを速攻主体に変え、リバウンドから速攻をクリエイト出来るシモンズの特徴を活かすため、アスレティックなフィニッシャーとシューターが必要。

恐らく現状の76ersのロースターでは、シモンズだけでなく、オカファー、ノエルズ等のタレントを活かすことは出来ないだろう。

ポテンシャルの高さは折り紙付で間違いなく数年に1人の逸材であるシモンズ。
彼は76ersをエリートチームに変革することが出来るだろうか?







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