U-18アジア選手権:日本代表準々決勝で台湾に勝利。ベスト4に進出。

(fiba.com/asia/u18)

イランで開催中のU-18アジア選手権。
日本は準々決勝で台湾と対戦し、77-71で勝利し、準決勝進出。
3位までのチームには世界選手権の出場権が与えられるため、世界選手権まであと1勝に迫った。

今大会はYoutubeでライブ配信が行われいるので、台湾戦をネット観戦。
杉本(土浦日本大)と西田(福大大濠)のスコアラーがコンスタントに得点を重ね、要所で増田(筑波大)が高確率でシュートを決めた日本が台湾の追撃をかわした。



ミスの少ない日本代表

台湾戦では終盤に台湾ディフェンスのプレッシャーに押されターンオーバーをするシーンが目立ったが、大会を通じて日本はミスの少ないバスケを展開。
1試合平均のターンオーバー数13.3は参加12チーム中1位。
1つのミスが命取りとなるトーナメントではミスの少なさというのは大きな強み

オフェンスは平凡

チームスタッツを見ると平均得点82点(7位)、FG41.6%(5位)、2P48.9%(6位)、3P29.2%(5位)、FT62.3%(6位)と参加チーム中ほぼ真ん中。
今大会絶好調で全体2位の平均22得点を挙げる杉本はFG47.7%と高い成功率を残すが、シューターとして期待された三上(中央大)がFG26.4%、3PT24.5%と乗り切れていない。

アウトサイド主体のオフェンスを展開する日本にとって、チーム2位の1試合平均8.2本の3PTを放つ三上の3PTは浮沈の大きなカギを握る。
杉本はベンチからの出場で1試合の平均出場時間22分と短い出場時間の中で効果的なプレーを続け、予選ラウンドのカザフスタン戦では43得点と獅子奮迅の活躍を見せた。

インサイドは大きな課題

長年日本バスケの大きな課題の1つとされるインサイドの人材不足。
今大会でも2m越えの選手はシェーファー・アヴィ幸樹(セント・メリーズ・インターナショナル・スクール) のみ。

隣国韓国には2m以上が4人メンバー入り。
平均身長でも188cmの日本を5cm上回る193cm。
中国代表に至っては平均身長200cmとNBA級。

強豪国にサイズで劣る日本は平均リバウンド数42.7で8位。
最多平均リバウンドが191cmの増田で2位が188cmの西田。
インサイド陣のリバウンドでの奮闘が必至。

明るい話題もあり、シェーファーは今秋からアメリカの強豪ブリュースターアカデミーでプレーすることが決まっている。
ブリュースターは数々のNBA選手を輩出した名門で、昨季のメンバーもウィチタ州立大、シラキュース大等の強豪校をはじめとしたディビジョン1の大学に進学。
渡邊、八村に次ぐディビジョン1プレーヤーの誕生に期待したい。

次戦で日本代表は世界選手権出場と決勝進出をかけてレバノン代表と対戦。
レバノンには予選ラウンドで51-73で敗戦しており、準決勝で勝利を収めるためには、西田、三上、杉下等シューター陣の爆発が望まれる。


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