ランキングトップ10の内6校が黒星を喫する波乱の1日。


カレッジバスケットボールのシーズンも終盤に差し掛かり、既にNCAAトーナメント出場がほぼ確定的なランキング上位校もトーナメントでの上位シード獲得の為には星を落とせないシビアな戦いが繰り広げられている。

現地時間2月4日の土曜日にはAP通信ランキング上位10校の内、10位のウィスコンシン大を除く9校に試合があり、ランキング2位のベイラー大、3位のカンザス大を含む6校が黒星を喫する波乱の1日となった。

目下ランキング1位のゴンザガ大は格下のサンタクララ大相手に35点差の圧勝。
シーズン成績24勝0敗として、ランキング首位を守っている。



2ベイラー大-カンザス州立大



ランキング2位のベイラー大はホームでカンザス州立大と対戦。
前半からシュートが当たらず22-37で15点差の大量ビハインド。
後半に入り、エースジョナサン・モトリーを中心に猛追。
試合時間残り2分14秒には51-53と2点差まで詰め寄り、残り42秒に54-55の1点差まで追いすがった。
しかし、同点を狙ったエンドスローからのモトリーのシュートもブロックされ、54-56でカンザス州立大に惜敗した。

3カンザス大-アイオワ州立大


本拠地アレンフィールドハウスにアイオワ州立大を迎えたランキング3位のカンザス大。
看板ガードのフランク・メイソンとデボンテ・グレアムを中心にバランス良く得点を重ね前半だけで52-38の二桁リードを築き、そのまま勝利を上げるかと思われた。
しかし、後半に入るとアイオワ州立大のシニア、デオンテ・バートンとモンテ・モリスが爆発し、アイオワ大が逆転。
カンザス大も何とか追いつき延長戦に持ち込んだものの、モンテ・モリスの勝負強さの前に89-92でホームで黒星を喫した。
大黒柱メイソンはゲームハイの32得点に5アシスト6リバウンドと流石の活躍を見せたが勝利には届かなかった。

5アリゾナ大-13オレゴン大


ランキング5位のアリゾナ大はアウェーで13位のオレゴン大と対戦。
アリゾナ大は目下15連勝中でカンファレンスゲームでは無敗と絶好調。
しかし、この日のアリゾナ大はオフェンスが絶不調で前半を僅か18得点で終える。
一方のオレゴン大はシュートが絶好調。
FG成功率65%、3PT成功率64%と面白い様にシュートが決まり、試合を通してアリゾナ大を圧倒。
後半に入りアリゾナ大も何とかオフェンスを持ち直し、後半だけで40得点を上げるもアリゾナ大はそれを上回る47得点。
58-85でオレゴン大がアリゾナ大に快勝した。

7ウェストヴァージニア大-オクラホマ州立大


今季ベイラー大やカンザス大相手に勝利を上げアップセットを起こすことに定評のあるウェストヴァージニア大はホームでオクラホマ州立大と対戦。
前半は44-40ウェストヴァージニア大リードで折り返す。
しかしこの日のオクラホマ州立大はFG成功率62.5%と効率良く得点。
加えて30-16とリバウンドでもウェストヴァージニア大を圧倒。
ターンオーバーでは19-9とオクラホマ州立大のミスが目立ったが、ウェストヴァージニア大はミスに付け込むことが出来ず。
オクラホマ州立大のNBA注目ガード、ジャワン・エバンスの18得点5アシストの活躍でオクラホマ州立大が82-75で逆転勝利を収めた。

8ケンタッキー大-24フロリダ大

前試合でスターティングPGのディアーロン・フォックスを体調不良によって欠いたケンタッキー大。
フォックスはこの日もベンチスタート。
この試合ではフロリダ大のガード、ケイシー・ヒルが大暴れ。
フォックスをして“カレッジで最も速い選手の1人”というスピードでケンタッキーディフェンスを切り裂き、21得点のキャリアハイ。
加えてリバウンドでは29-54でフロリダ大が制空権を支配。
頼みのエース、マリック・モンクが11得点ではケンタッキー大に反撃の手立ては無く、88-66の完敗となった。

9ヴァージニア大-シラキュース大


近年強豪としての地位を確立しているヴァージニア大。
アウェーで昨年のNCAAトーナメントでFINAL4に進出したシラキュース大と対戦。
前半はヴァージニア大が2桁リードで折り返すが、後半にシラキュース大が猛チャージ。
一方のヴァージニア大は後半開始から7分以上無得点とシュートが全く当たらず、シラキュース大に簡単に逆転を許してしまう。
その後は3点差前後で離されず付いていくが、追いつくまでには至らず。
1試合でFT獲得数が僅か5本とオフェンスの積極性に欠け、シラキュース大相手に黒星。
シラキュース大は激戦区ACCで7勝4敗と好成績を残しており、トーナメントでも侮れないチームとなるだろう。


NCAAトーナメントが近づくにつれ、上位シードを狙うチーム、NCAAトーナメント出場に向けて負けが許されないチーム、トーナメント出場は無理だが上位チームに一泡吹かせたいチームとチーム事情は様々だが、今後も激戦が続くことが予想される。
NCAAトーナメントに向かって今後もランキングは大きく変動していくだろう。

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