2017-2018NCAA注目チーム:デューク大は不完全燃焼のシーズンからの復活なるか。

全米屈指のフレッシュマンを獲得し、シーズン開幕前はNCAAトーナメント優勝候補最有力に挙げられたデューク大でしたが、主力の怪我やコーチKの腰の手術による離脱、グレイソン・アレンの出場停止など多くの波乱に見舞われ、ジェットコースターの様な不安定なシーズンを過ごすこととなりました。

ACCトーナメントでは優勝を果たし、ようやく波に乗るかと思われましたが、NCAAトーナメントでは伏兵サウスカロライナ大に2回戦で敗退。
早々とトーナメントを去りました。

シーズン終了後には予想通り主力の多くがアーリーエントリーし、残留が濃厚だと思われたフランク・ジャクソンまでNBAへ。
オフシーズンのプラスはグレイソン・アレンとマーキス・ボールデンの残留。

選手層の厚さで言えば昨季を大きく下回るデューク大ですが、却って昨季より良い成績を残す気がしています。



デューク大

2016-2017成績:28勝9敗
2017NCAAトーナメント:2回戦敗退
主要加入選手
PGトレボン・デュバル 
PF/Cウェンデル・カーターJr 
SGゲイリー・トレントJr

昨年は不完全燃焼のシーズンを送ったデューク大。
2017-2018シーズンはタレントレベルより昨季より落ちるも、タレント層が厚すぎた結果最後までチームのローテーションを固定しきれず、折角の選手層を活かしきれなかった昨季に比べると、メンバーが固定しやすく、結果としてチームとしての完成度が高まっていくと予想。
過去2シーズン正統派のPG不在で苦しんだデュークですが、フレッシュマンで高校NO1PGのトレボン・デュバルを獲得。
この点も大きくプラスに作用するでしょう。

デュバルに加えて獲得したカーター、トレントの2人も高校屈指の実力派で、揃ってU17 世界選手権のメンバーに選出され世界選手権優勝を経験しており、1年目から確実に活躍を見せてくれるでしょう。
コンボガードで元NBA選手を父に持つトレントは非常に使い勝手が良く、グレイソン・アレン、デュバルと破壊力抜群のバックコートを形成するでしょう。
カーターは器用に複数のポジションをこなすタイプの選手ではありませんが、インサイドでの技術は非常に高い選手。
世代別アメリカ代表にも選出
オフェンス面でもペイントエリア内で猛威を振るうでしょう。
長いウイングスパンを武器にリバウンド、ディフェンスでも他チームの驚異となるでしょう。

キープレーヤー

グレイソン・アレン


複数回の危険行為(相手選手に足をかける)で出場停止を受け、一気にイメージを下げた昨季。
スタッツもソフォモアのシーズンより大きく下げました。

優等生な選手が並ぶデューク大の中では闘志剥きだしのプレーを見せるアレンはチームの最重要選手であることは間違いありません。
最上級生となる2017-2018シーズンはリーダーとして下級生主体のチームをまとめ、勝利に導くことがアレンの役割。

アレンの再起がデュークのシーズン成功のカギを握っています。

ジャビン・デロリエール


昨季はインサイドもタレント揃いだったデューク大。
ジェイソン・テイタムがPFポジションを務めることが多かった結果、インサイドの選手は出場時間に恵まれずくすぶっていました。
デロリエールもその中の1人で目立った活躍を見せることはありませんでした。

2017-2018シーズンは、ボールデン、カーター、デロリエールの3人でインサイドのローテーションを回すことが予想され、デロリエールもベンチからの出場である程度の出場時間を得るでしょう。

デロリエールの武器は圧倒的な機動力。
インサイドの選手としてはフロアを駆け抜けるスピードが圧倒的。
ガード主体の速い展開のオフェンスにフィットするでしょう。

トレボン・デュバル


NCAAトーナメントを制覇した2014-2015シーズンのタイアス・ジョーンズ以降、正統派PG不在のシーズンが続いたデューク。
デュバルはデュークが獲得した久々の本職PGです。

カイリー・アーヴィングにも例えられる圧倒的な1対1の強さを持ち、アレン、トレントと共に破壊力の高いバックコートを形成するでしょう。

ブランドン・イングラム、ジェイソン・テイタムと続けてサイズのあるオールラウンドなウイングを獲得してきたデュークですが、ケビン・ノックスの獲得に失敗した2017-2018シーズンはエリートウイング不在。
ガードメインのアップテンポなオフェンスの展開が予想され、デュバルにとってもプレーしやすいスタイルになるでしょう。

昨季は怪我や暑すぎる選手層の結果、メンバーを固定しきれなかったデューク大。
2017-2018シーズンは計算出来る選手が6~7人とメンバーを固定せざるを得ず、却ってチームの成熟度が向上しやすくなる予想。
不完全燃焼に終わった昨季の雪辱を果たすシーズンとなることが期待されます。


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