Final4候補のミシガン州立大はエキシビジョンでフェリス州立大と対戦。


昨季の主力が残り、そこに有望フレッシュマンのジャレン・ジャクソンJrが加入したことで今季のFinal4の有力候補に挙げられるミシガン州立大(MSU)。
NBAへのアーリーエントリーの可能性も十分に考えられた、エースのマイルス・ブリッジスはカレッジの最優秀選手候補。
私的なNCAAトーナメント優勝候補最有力がこのMSUです。

MSUはシーズン前のエキシビジョンでディビジョンⅡのフェリス州立大と対戦。
フェリス州立大は昨季ディビジョンⅡのNCAAトーナメント地区準決勝まで残ったディビジョンⅡの強豪校。
ブリッジスが相手選手のシュートフェイクに引っ掛かり、ジャンプ中に相手選手に接触し右半身から強くフロアに落下。
右目近くを切り、一時治療の為にロッカールームへ下がるというアクシデントもありましたが、ブリッジス、カシアス・ウィンストン、ジャクソンの活躍でMSUが80-72と勝利を収めました。



カシアス・ウィンストンがチームをリード


試合開始から中々流れに乗れないMSUは、いきなり2-12とフェリス州立大に大きくリードを許します。
MSUはたまらずタイムアウトを取り、ジャレン・ジャクソンJrを投入。
そこから一気にスイッチを切り替えアグレッシブなプレーを見せ、ブリッジス、ウィンストン、ジャクソンの活躍で17-15と逆転に成功します。
しかし、前半残り7:48でブリッジスが負傷し、治療の為にロッカーへと下がります。
再逆転を許し、前半は35-38とフェリス州立大のリードで折り返します。
怪我のブリッジスは治療を終え、後半開始から出場。
後半に入っても接戦が続きましたが終盤にカシアス・ウィンストンの連続得点などで突き放し、80-72で今季初のエキシビジョンを勝利で終えました。

この試合でチームを牽引したのはブリッジス、ウインストン、ジャクソンの3人。
ブリッジスは怪我を負いながらも19得点6リバウンド3ブロックの活躍。
ディフェンスの上から強烈なダンクを叩きこみ、ハイライトプレーも残してくれました。
エースらしくチームを流れに乗せるスタッツ以上にインパクトのあるプレーを披露しています。

ブリッジスと同じく2年目ガードのウィンストンはチームハイの26得点5アシストの活躍。
今季もフロアリーダーとして、タレント揃いのチームのコントロールに期待がかかります。
スピードと視野の広さを持ち、得点力も高いガードですが、ボールを持ちすぎる傾向があり、判断力には改善の余地があります。
流れに乗っている時は良いプレーを見せますが、チームの流れを壊すイージーなミスも目につきました。

フレッシュマンのジャクソンは14得点8リバウンドに加え驚異の8ブロック。
ドラフト上位指名候補の評価に違わぬ、ポテンシャルの高さを披露してくれました。
ジャクソンがペイント内いる時は攻守共に安定感抜群。
ディフェンスではブロックショットを量産し、オフェンスでもリバウンドに飛び込む献身的なプレーを見せ、スタッツ以上の存在感を示しました。

一方、2年目ウイングのジョシュア・ラングフォードはFG12本を全てミスし、FTのみの2得点。
同じく2年目のインサイドプレーヤー、ニック・ウォードも精彩を欠いたプレー。
この2人の成長と安定したプレーが今季のMSUのキーとなりそうです。

試合を通じてMSUはシュートが低調で、FG成功率34.7%、3PT成功率25.9%と課題を残しました。
ブリッジス、ウィンストンと突破力のある選手はいますが、アウトサイドが決まってこないとオフェンスは手詰まりになりそうです。
課題にアウトサイドはラングフォード、ブリッジス、そしてアウトサイドも得意とするジャクソンのステップアップが期待されます。

タレント揃いとはいえ、主力はソフォモアとフレッシュマンばかりのまだまだ若いチーム。
試合開始直後のプレーが少しルーズだったり、良いプレーが出て流れに乗りかけた直後にイージーなミスをしてしまったりと若さ故の甘さも気になります。
完成までには時間が掛かりそうですが、そこは名将トム・イゾー氏が上手く導いてくれるでしょう。

余談ですが、マイルス・ブリッジスのプレーは悔しい位に絵になりますね。
ダンクでの飛空姿勢もまぁ美しいこと。
ブリッジスは推しメンの1人でもあるので、是非怪我無くシーズンを過ごし、カレッジに残留したことが正解であったことを証明して欲しいなと願っています。

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