デューク大がエキシビジョンでヴァージニアユニオン大に快勝


今年も多くの有望新入生の獲得に成功したデューク大は、シーズン開幕前のエキシビジョンでヴァージニアユニオン大と対戦。
ヴァージニアユニオン大は昨季、D2でNCAAトーナメントにも出場したチーム。

能力に勝るデューク大は前半序盤からリードを奪い、106対64で快勝。
注目のデューク大のフレッシュマン達はザイオン・ウィリアムソンが29得点6リバウンド、R.J・バレットが23得点と期待通りの活躍を見せました。

バレットの活躍でデューク大が序盤に主導権を握る


デューク大のスターティングラインナップはバレット、ウィリアムソン、トレー・ジョーンズ、キャメロン・レディッシュの4人のフレッシュマンに、ビッグマンのマーキス・ボールデンを加えた5人。

昨季はマービン・バグリー、ウェンデル・カーターJrのビッグマンを中心に2-3のゾーンディフェンスを主体としたデューク大。
今季は高い身体能力を持つ選手が多く、この試合ではマンツーマンを敷いています。
昨季は結局シーズン終盤までゾーンが穴だらけのままだったので、能力を活かしたマンツーマンを磨けば、ディフェンスは昨季よりも良くなりそうだなという印象。

開始直後はディフェンスの甘さもあり、イマイチ気合の入らないプレーを見せていたデューク大ですが、段々とディフェンスが機能し始めると、バレットが躍動。
開始6分強で15得点を記録する活躍を見せ、一気にデューク大に流れを引き寄せます。
2桁リードを築いたデューク大でしたが、その後ディフェンスが緩くなり、中々リードを広げられず、52-36で前半を終了。

この辺りの甘さはフレッシュマン主体のチーム故のモノでしょうか。
エースのバレットも、試合開始直後のスパートの後は4得点のみ。
スイッチが入ると止められない選手ですが、オンオフがはっきりしているのが彼の弱点ですね...。

後半の中盤頃からディフェンスが前半よりも機能し、徐々にリードを広げ最終的には106対64でエキシビジョン初戦を飾りました。

期待通りの活躍を見せたフレッシュマン


バレット23得点、ウィリアムソン29得点、レディッシュ13得点7アシスト、ジョーンズ6得点9アシストとフレッシュマン達は期待通りの活躍。

バレットはスイッチの入った状況では、カレッジレベルでもアンストッパブル。
特に速攻での支配力の高さは流石高校NO1プレーヤーといったところでしょうか。
一方でスイッチのオンオフははっきりしていて、リードを奪ってからも終始大人しいプレーを見せていました。

ダンクに注目が集めるザイオンですが、この試合では視野の広さを見せ、4アシストを記録。
パワー、クイックネス、跳躍力を高いレベルで兼ね備え、インサイドでボールを持った時の存在感は凄まじいモノがありました。
インサイドでのシュートタッチも良い感じですね。
今年のデューク大はリバウンドが弱そうなので、平均2桁リバウンドを期待したいです。

怪我で出遅れていたレディッシュは、持ち前の視野の広さとアウトサイドシュートで貢献。
高校入学時は身長が低かった選手で、ガードもこなすスキルの高さが彼の魅力。
ジョーンズ不在の時間はPGとしてプレーする姿も見られそうです。
調子が上がってくれば、バレット、ウィリアムソンと同様に20得点以上が期待できる選手です。

司令塔のジョーンズのゲームコントロールも今季の1つのポイント。
フレッシュマンではありますが、コート上のコミュニケーションやフロアリーダーとしてプレー以外でもチームを牽引して欲しいですね。
この試合ではシュート数は5本と控えめながらも、3PTを2/3の高確率で成功。
アウトサイドがコンスタントに決まり続ければ、ディフェンスの注意を惹き、ゲームコントロールにも良い影響が期待出来そうです。

上級生のステップアップに期待

昨年は強力なスターティングラインナップを擁しながら、ベンチメンバーはパンチに欠けたデューク大。
今季もベンチから出場する上級生達の活躍は、シーズンの成否を分けるカギとなるでしょう。

スターティングで出場したボールデンに加え、ジャック・ホワイト、ジャビン・デロリエー、アレックス・オコンネル辺りがコンスタントに活躍し、フレッシュマンをサポートすれば、昨季よりも良い成績を残すことが出来そうです。

ホワイト、オコンネルの2人は活躍が計算出来そうなので、後はデロリエーとボールデンのインサイド2人が問題。
バグリー、カーターが去り、ペイントエリアの迫力は昨季より大幅に低下。
そこを埋める活躍をボールデンに期待したいのですが、イマイチ存在感が薄め。
能力、高さは十分な選手なので、シーズンのどこかで自信を得れば、大きくステップアップしそうではあるのですが...。


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