class of 2019:名門校のニュースター、RJ・バレットはベン・シモンズクラスの逸材?

ディアンジェロ・ラッセル、ベン・シモンズと近年スーパースターを続け様に排出している超強豪校、モントバードアカデミー。

2013年から2015年にかけて、全米の有力校8校が招待され開催される実質的な全米No1決定戦であるDick's Nationalsを3連覇し、今年も全米トップ校の1つに君臨します。

そんな全米を代表する強豪校でフレッシュマン(日本の中3相当)にして、スターティングメンバーの座を掴んだのがカナダ出身のウイング、R.J・バレット。

フレッシュマンながら完成度の高いスコアラーで今後の成長が期待される。

R.J・バレット

学年:class of 2019
ポジション:SG/SF
身長:200.8cm
体重:83.9kg

ハイライト



カナダ出身のサラブレッド

元プロバスケットボールプレーヤーの父を持つRJ・バレット。

彼の父親もアメリカのセントジョンズ大学で4年間プレーし、カナダ代表に選出された経歴を持ちます。あのスティーブ・ナッシュとも知人で、バレットの宗教上のゴッドファーザーもナッシュです。実際にプレーすることはありませんでしたが、トロントラプターズ、フィラデルフィア76ersと契約した経験を持ち、カナダのナショナルチームで要職に就きます。

そんな父の下に生まれたバレットは、地元からアメリカ屈指の強豪校モントバードアカデミーに転入し、U-17カナダ代表にも選出されているバスケットボールエリート。

転入早々スターティングメンバ―の座を勝ち取り、ボール兄弟を擁するチノヒルズハイスクールとの対戦では、チームトップの31得点を記録。チームは83-82でチノヒルズに黒星を喫しましたたが、バレット個人は高校トッププレーヤーであるロンゾ・ボールにも引けを取らないパフォーマンスを見せ、評価を上げました。

class of 2019のバレットは2019年に高校を卒業予定で、カレッジ入りまでにはまだ3シーズンを残します。現状では、同じくカナダ出身のアンドリュー・ウィギンスの様なスコアラータイプで、ドライブからのフィニッシュは強力。高校レベルでは既に完成度の高いプレーヤーです。

モントバードアカデミーはオールラウンダーの育成に定評があり、OBであるディアンジェロ・ラッセル、ベン・シモンズは共にパスセンスが高く評価されます。バレットも卒業までには単なるスコアラーでは無く、パスを始めオールラウンドにゲームを支配するプレーヤーに進化するでしょう。

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