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12月, 2020の投稿を表示しています

復活のクエンティン・グライムス

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さてさて、有望新入生の中には1年でカレッジを去るプレーヤーも少なくないカレッジバスケですが、全員が全員スムースにカレッジにフィットする訳ではありません。 現在ヒューストン大でジュニア(日本の大3相当)のクエンティン・グライムスもその1人。 U18USA代表としてアメリカ選手権に出場し、大会MVPを受賞。鳴り物入りでカンザス大に入学しますが、期待通りの活躍には及ばず、1年でヒューストン大へと転入したグライムスが、カレッジ3年目にして遂にブレークの兆しを見せています。 Welcome to the big stage, Quentin Grimes! 👏 The freshman knocked down 6 threes in his Jayhawks debut. 💦 pic.twitter.com/zBr3PwH3Cv — NCAA March Madness (@marchmadness) November 7, 2018

クラシックなスコアラー、LSUのキャム・トーマス

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何でもこなすオールラウンダーが昨今のトレンドですが、勿論、特定のスキルに特化したスペシャリストも広く活躍しています。 LSUのフレッシュマン、キャメロン・トーマス(キャム・トーマス)もその1人。スコアリングに特化し、卓越した得点スキルで、タレント揃いのLSUでリーディングスコアラーに君臨します。 スペシャリストタイプの彼は、ドラフト上位指名を受けるタイプではありませんが、NBAでもチームの起爆剤となり得るプレーヤーです。

NBAドラフト2021のドラフト1位指名候補の話

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カレッジバスケが開幕して早一か月。 まだまだ気が早いけれど、2021年のドラフト1位候補の話を。2020年の内に来年のドラフト注目候補を押さえておきましょう。予習は早いに越したことはありません。 今年のカレッジのフレッシュマン(1年生)は、ここ数年で最もレベルが高い学年。加えて、上級生にも2020年のドラフトを回避した上級生にも実力者が揃い、全体として豊作のドラフトとなりそうです。 2021年ドラフトの予習にご興味ある方は下のネタも是非。 NBAドラフト2021:そろそろ来年のドラフトの話をしよう

混迷極めるケンタッキー大、泥沼の6連敗に

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近年多くのNBAプレーヤーを輩出している、NBAプレーヤー養成所のケンタッキー大。 今季も多くの有望プレーヤーを集め、シーズン開幕前にはランキング上位に位置されたケンタッキー大でしたが、苦境が続きます。 開幕戦ではモアヘッド州立大に勝利したケンタッキー大でしたが、その後は5連敗。1勝5敗で迎えた対ルイビル大戦でも、終盤までは粘りを見せましたが、最後は競り負けて6連敗。シーズン成績は1勝6敗に。 ケンタッキー大のシーズン成績が1勝6敗となったのは、1911年、1926年に続いて、その長い歴史の中でも僅か3度目との事。6連敗も1989-1990年シーズン以来とのことで、シーズン開幕前には予想だにしなかた状況に追い込まれています。

テキサス大のフィニッシャー、グレッグ・ブラウン

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今回も来年のドラフト指名が有力視される期待のフレッシュマンを。 テキサス大のコンボフォワード、グレッグ・ブラウンは、予想以上の多彩なプレーで今季好調で、目下全米10位にランクされるテキサス大に貢献。 アスレティックなハイライトプレーに加え、アウトサイドも徐々に確率を増しており、間違いなくドラフト1巡目指名の有力候補です。

忘れちゃいけないジェイレン・グリーン

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カレッジバスケのシーズンが開幕し、ケイド・カニングハムやジェイレン・サッグス等、2021年NBAドラフト上位候補のフレッシュマン達の活躍が際立ちます。 そんな中、高校時代に学年No1の評価を受け、カレッジへの進学ではなくGリーグ入りを選択したジェイレン・グリーンの話は、あまり聞こえてきません。 新型コロナの影響もあって、Gリーグ組のメディア露出はカレッジバスケよりも少ないけれど、グリーンはU17ワールドカップで大会MVPも獲得した世代屈指のプレーヤー。 彼の存在を忘れてはいけません。

2021年NBAドラフト上位候補、グリーンとクミンガがポテンシャルを示す

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2021年のNBAドラフト上位候補、ジェイレン・グリーンとジョナサン・クミンガ。 高校トッププレーヤーだった2人は、Gリーグのプロフェッショナルパスに進み、Gリーグイグナイトに所属しています。 イグナイトは12月最初となる練習試合を実施。グリーンとクミンガはGリーグプレーヤー達を相手に、グリーンが22得点、クミンガが26得点を記録しました。 イグナイトは113-107で敗戦しましたが、2人はドラフト上位候補の評価に恥じないポテンシャルを示しました。 ちなみに、イグナイトのメンバーはプロフェッショナルパスにエントリーした6名と、アミール・ジョンソンをはじめとする、ベテランのサポートメンバーで構成されています。(ジェレミー・リンも加入した様です)

第4の男、モーゼス・ムーディがカレッジで躍動

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カレッジのシーズンが開幕し、例のごとく、フレッシュマン達の活躍が目立ちます。 中でも、顕著な活躍を見せている1人が、アーカンソー大のモーゼス・ムーディでしょう。  フロリダの強豪、モントバードアカデミー出身の彼は、高校時代から広く知られ、ESPNランキングでも、学年45位にランクされた実力派。  高校時代はマクドナルドオールアメリカンに選出された同級生3人に次ぐ”第4の男”でしたが、カレッジではチームのリーディングスコアラーとして躍動しています。 Alumni Spotlight: Moses Moody ('20) was one of the most deadly shooters in HS basketball last season and helped propel Montverde Academy to a perfect 25-0 record. Moses is expected to play a huge role for the Arkansas Razorbacks this season in the SEC. #MontverdeAcademyBasketball pic.twitter.com/fjpWyBkxOo — Montverde Academy Basketball (@MVABasketball) September 9, 2020

class of 2023ならDJ・ワグナー

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レブロン・ジェームズの息子、ブロニー・ジェームズや、既に日本でも人気の高いマイキー・ウィリアムズがいる学年、class of 2023。 2023年に高校を卒業するこの学年で、僕が1番に推しているのがデュワン・ワグナーJr(DJ・ワグナー)。 何故だか日本での知名度はイマイチ上がらないけれど、間違いなく将来のNBAのスター候補です。 ESPN’s #1 freshman in the country, DJ Wagner. 😤🔥 pic.twitter.com/ToMKMaqrNN — SLAM HS Hoops (@SLAM_HS) June 16, 2020

2015-2016シーズンのチノヒルズハイスクールの話

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その言動でも注目を集めるボール三兄弟。 長男のロンゾが2017年にドラフト指名を受け、NBA入り。三男のラメロも今年晴れて、ドラフト指名を受け、次男のリアンジェロもデトロイトピストンズとエキシビット10契約を締結。 晴れて3人揃ってのNBA入りを達成し、ボール三兄弟への注目が再度高まってる。 そんな事もあって、ボール三兄弟の名前を全世界に知らしめた2015-2016シーズンをちょっと振り返ってみようかなと。

2023年にレブロンとブロニーの共演は実現するのだろうか?

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最近話題のトピック。 レブロン・ジェームズが、彼の息子ブロニー・ジェームズが高校を卒業する2023年まで契約を延長した事で、その後はブロニーと共にプレーする事を目論んでいるのでは?という話。   先に僕の見解を書くと、僕は2023年にNBAでの親子共演の実現は難しいと思っています。  その理由をブロニーのプレーヤーとしての話と、NBAのドラフトルールの話から。

2年目のRJ・バレットには期待しかないという話

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タイトル通りの単純なお話。 ニューヨークニックスに所属するRJ・バレットは2019年のドラフトで1巡目3位指名を受けNBA入り。オールルーキーチーム入りを逃した昨季の結果は、3位指名のルーキーとしては期待外れだったかもしれません。 では何故僕が彼に期待をしているかと言えば、それは高校、カレッジでの彼を知っているからでしょう。 今回は彼のNBA入りまでのキャリアを振り返ります。 With the 3rd pick of the @NBADraft , the @nyknicks select @RjBarrett6 ! #NBADraft 2019 presented by State Farm pic.twitter.com/EzNzo4wXEO — NBA (@NBA) June 20, 2019

カレッジNo1ビッグマン、進撃のルカ・ガーザ

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例年、NBAドラフトでは将来性を加味し、フレッシュマンが上位指名を受ける傾向に。その為、上位指名候補のフレッシュマンは、日本のNBAファンにも広く認知されています。今年で言えば、オクラホマ州立大のケイド・カニングハム、USCのエバン・モーブリー等がそうでしょう。 とは言え、学生スポーツであるカレッジバスケの中心は上級生。NBAファンからの知名度は低くとも、彼らの活躍無くして、カレッジバスケは成り立ちません。 皆さんは、今季開幕3試合で平均34得点9.7リバウンド2.7ブロックという、驚異的なスタッツを残してるビッグマンの存在をご存知でしょうか? そのビッグマンの名前はルカ・ガーザ。昨シーズンの時点で、多くの個人賞を獲得した自カレッジNo1ビッグマンであるアイオワ大のシニアは、今季更なる飛躍を遂げ、カレッジバスケを支配しています。 Luka Garza's 76 points over his last two games are the most in a two-game span by a Big Ten player over the last 20 seasons 😳 pic.twitter.com/5FePbGToBA — SportsCenter (@SportsCenter) December 4, 2020

大型ガード、スコッティ・バーンズがカレッジデビューを飾る

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フロリダ州立大(FSU)のフレッシュマン、スコッティ・バーンズ。 高校最後のシーズンは、フロリダのモントバードアカデミーでプレーし、オクラホマ州立大のケイド・カニングハムと共に"史上最強"と呼ばれたチームの主軸を務めました。(それ以前は州内のユニバーシティスクールでプレーし、今年ドラフト指名を受けたバーノン・キャリーともチームメイトでした。) FSUに進学したバーンズは、高校時代のフォワードからポイントガードにコンバート。パワーフォワードサイズの彼がガードを務めるとあって、そのプレーには多くの期待が寄せられました。 FSUはシーズン開幕戦でノースフロリダ大をホームに迎え、86-58で快勝。 バーンズは司令塔の大役を全うし、8得点6リバウンド6アシストとバランスの良いプレーを見せてくれました。

知って得しない、アメリカ高校バスケの基礎知識

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さてっ、最近はSNSやYouTubeの影響で、日本でもアメリカ高校バスケの話題が少しずつ出る様に。 とは言え、アメリカ高校バスケはまだまだ日本ではニッチなトピック。あんまり基礎的な情報も知られていません。 今回はアメリカ高校バスケの基礎的なお話。知っても得しないし、友達に話してもポカンとされるだけの知識ですが...(誤りがありましたら、ぜひご指摘ください) 勢いでアップしてしまいますが、徐々に追記していければと。