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9月, 2020の投稿を表示しています

ジェイレン・デューレンはネクストアデバヨとなるだろうか

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ビッグマンとは思えない圧倒的な跳躍力と機動力、現代的でオールラウンドな技術を併せ持ち、NBAを席巻しているケンタッキー大出身のバム・アデバヨ。  今季はオールスターにも初選出され、プレーオフでは所属チームのマイアミヒートをFinalに牽引。現代的ビッグマンの新たなスタンダードになろうとしています。 アデバヨは類稀なレベルでサイズ、運動能力、スキルを兼ね備えるプレーヤーですが、現在の高校バスケ界にもネクストアデバヨとなり得るプレーヤーが。 今年からフロリダのモントバーデアカデミーに加入したclass of 2022のビッグマン、ジェイレン・デューレンは今後の成長次第ではアデバヨの様なプレーヤーに成長するポテンシャルを感じさせます。 まずはアデバヨの身体測定結果、カレッジ時代のハイライトをおさらいしてからデューレンを見てみましょう。

今年のルーキーは豊作だったのだろうか?

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日本人バスケットボールプレーヤー、八村塁が2019年のNBAドラフトで日本人史上初となる1巡目指名を受け、2019-2020シーズンのオールルーキー2ndチームにも選出。2019-2020シーズンは日本バスケ界にとって歴史的なシーズンとなりました。 NBA入り前のカレッジ/高校時代からその名を世界中に轟かせてきたザイオン・ウィリアムソンをはじめ、即戦力として活躍したプレーヤーが多く、今年のルーキー達は"豊作"と評されます。 確かに、感覚的には"豊作"と思える今年のルーキーですが、実際にはどうだったのでしょうか?過去5年のルーキー達のスタッツを見てみます。 ※スタッツだけで豊作が判断出来るわけではないと思いますが...

カリフォルニアの高校バスケで気になる話

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アメリカ高校バスケの中でも、最もレベルの高い州の1つとして知られるカリフォルニア州。 数々のNBA選出を輩出しているマターデイハイスクール、レブロン・ジェームスの息子が在籍するシエラキャニオンスクールなど、カリフォルニア州内には数多くの強豪校がひしめいています。 CIF(カリフォルニア州高校連盟)は7月20日付で今季の高校スポーツのスケジュールを発表。シーズンスポーツ制が取られるアメリカですが、新型コロナウイルスの影響を受け、秋シーズン、春シーズン共にスケジュールが例年より大きく後ろ倒しされました。(バスケットボールは春シーズン。詳細は コチラ を) 秋シーズンのスケジュールでは、バレーボールやクロスカントリーの州大会最終日が3月末まで、フットボールの州大会最終日が4月17日までとされています。 CIFの発表では、明確なシーズン開始日は明記されていませんが、CIFに所属する地区の一つである、サザンセクションでは、シーズン開幕日が3月12日に定められています。(詳細は コチラ )

最近気になる高校生プレーヤー

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例年であれば夏は高校バスケのAAUのシーズン真っ盛りなのですが、残念ながら今年は大手スポーツブランド主催の主要AAUリーグは開催されず。 ちょっと寂しい夏にはなりましたが、最近気になった高校生プレーヤーを自分の記憶用にまとめておこうかなと。 いつも以上にうっすい内容なので、予めご了承を。

プレーオフで猛威を振るうケンタッキー勢。今年のドラフトでもUK出身者に注目を。

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デューク大と並びカレッジでトップクラスのリクルート力を誇るケンタッキー大(UK)。UKのヘッドコーチである名将ジョン・カリパリの下には、毎年多くのNBA候補生が集います。 今年のNBAのプレーオフでもデンバーナゲッツのジャマール・マリー、マイアミヒートのバム・アデバヨ等、UK出身者の活躍が顕著。UK出身者の活躍を見れば、自ずとUKからエントリーをしているドラフト候補生にも期待がかかります。 今年もUKからは多くのプレーヤーがドラフトにエントリーをしており、成功率の高いUK出身者は要注目です。

数年待てとは言うけれど、一体何年待てばいいのだろうかという話

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ドラフト候補ネタを書く時に、ついつい"素材型なので戦力となるまで数年待つ必要がある"といった表現をよく使ってしまいます。 数年待つ必要があるとは言いつつも、一体何年待てば良いものなのだろうか?とふと疑問に思ってしまったので、今回もちょっと調べものを。 ルーキーがドラフトされてからオールスターに大成するまでは平均で何年掛かっているのかをまとめます。 大成をオールスター選出とし、過去10年(2011~2020)にオールスターに初選出された選手たちがドラフトからオールスター選出まで何年かかったを集計します。 勿論、オールスター選出だけが大成ではありません、オールスターに選出されるレベルになるまでには成長の過程がありますが、1つの目安程度に捉えていただければなと。 ※相変わらずの手集計なので、予めご了承を。

ダイナミックなコンボガード、RJ・ハンプトン

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 今年のドラフト1巡目指名候補の RJ・ハンプトン 。 高校時代は世代別USA代表メンバーの常連で2018年のU17ワールドカップメンバーにも選出され、世界制覇を経験しています。 世代屈指のエリートとして注目を集めてきたハンプトンですが、高校卒業後は王道のNCAAディビジョン1への進学ではなく、海外プロへの挑戦を選択。NBLに所属するニュージーランドブレーカーズに入団し、1シーズンを過ごしました。 運動能力に優れ、オールラウンドなスキルを備えるハンプトンのポテンシャルは高く、ラッセル・ウェストブルックにも例えられる大器。 大成した場合の将来性だけを見れば、今年のドラフト候補の中でも上位に入るプレーヤーでしょう。

ビラノバ産のエリートウイング、サディク・ベイ

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 ビラノバ大のソフォモア、 サディク・ベイ 。 過去5年で2度のNCAA制覇を達成したビラノバ大でエースを務めたカレッジ屈指のウイングです。 ビラノバ大のプレーヤーとしては、2017年のジョッシュ・ハート、2018年のミケイル・ブリッジスに続きジュリアス・アービング賞を受賞。(ちなみに2015年に始まったこの賞の歴代受賞者6人の内、3人がビラノバ大のプレーヤーです) 先輩たちのNBAでの活躍もあり、ビラノバ大出身のウイングというだけで信頼度が大幅に上がるのは僕だけでしょうか?

バーノン・キャリーJrとアイザイア・スチュワートは意外と良いのではという話

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 デューク大のフレッシュマン、 バーノン・キャリーJr とワシントン大のフレッシュマン、 アイザイア・スチュワート 。 共に高校時代は学年屈指の評価を受け、カレッジではフレッシュマンから存在感を発揮したビッグマンです。 プレーエリアがインサイドに限られる古典的なビッグマンの為、ドラフトでの評価は高くありませんが高校時代から高い評価を受けてきた身体的なポテンシャルは折り紙付き。 育成力の高いチームに入れば飛躍が期待できる2人です。 (予め書いておくと、この2人の内ではバーノン・キャリーJr推しです。)