class of 2016:ケンタッキー大インサイドの要、バム・アデバヨ。

ジョン・カリパリのヘッドコーチ就任以来、反則的なリクルートで好成績を残すケンタッキー大。

昨季はインサイドの主軸として期待されたスカル・レビシエールが不発でNCAAトーナメントも1回戦敗退と低迷しました。

今季もフレッシュマンのリクルートは素晴らしくESPNのclass of 2016のリクルートランキングではデューク大を抑え1位。カレッジバスケの主役の1つとなること間違いないでしょう。

ケンタッキー大復権のカギとなるのが昨季低調だったインサイド。今季はclass of 2016トップクラスのPFバム・アデバヨの獲得に成功しました。

アデバヨには1年目からインサイドの主軸としての活躍が期待されます。

バム・アデバヨ

ポジション:PF/C
身長(裸足):205.1cm
体重:110.2kg
ウイングスパン:220.3cm

長所

・強靭な肉体
・高い身体能力
・リバウンドに強い

短所

・まだまだ粗削りでスキル不足
・プレーエリアが狭い

ハイライト


インサイドを制圧するバム・アデバヨ

クイックネスや跳躍力、そして圧倒的なパワーを武器にインサイドを制圧するバム・アデバヨ。

マクドナルドオールアメリカンでは16得点12リバウンドを記録し、インサイドでの支配力はこの学年屈指です。ウイングスパンも長くのアスレティックなアデバヨであれば、カレッジ・NBAでPF・Cの両ポジションを十分に務めることが出来るでしょう。

彼のあだ名となっている"Bam"ですが、幼い時から怪力ぶりを発揮していたアデバヨを見て、彼の母がアニメのフリントストーンに出てくる怪力の赤ん坊"Bamm-Bamm Rubble"から付けたとのこと。

技術はまだまだ粗削りでプレーエリアも限られますが、ハンドリングやシューティングにもセンスを見せ、今後向上の可能性も十分にあるでしょう。

流行りのオールラウンダータイプの選手にはなりそうにありませんが、圧倒的なパワーと身体能力でカレッジレベルでは即戦力の選手となるはず。身体能力に頼ることの多い選手でもあり、自分より重くパワーのあるインサイドプレーヤーやサイズで上回る相手には苦労をしそうです。

class of 2016のケンタッキー大新入生には、ディアーロン・フォックス、マリック・モンクが揃い、アウトサイドのタレントはカレッジでも屈指のレベル。

一方でインサイドの選手層は手薄で、ケンタッキー大がチームとして好成績を残すためには、アデバヨの奮起が必要となるでしょう。

コメント

  1. NBAで活躍するようになった後でカレッジの頃の評価を見られるのはありがたいしとても興味深い。

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    1. コメントありがとうございます。
      そういった楽しみ方をしてくださると嬉しいのですが、弱小ブログ故に検索には出てこないので、たまに過去ネタをトップに出したりしています。

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