八村塁がミシシッピバレー州立大戦で初の2桁得点。10得点9リバウンドを記録。


強豪ゴンザガ大に所属する八村塁。
フロリダ大戦、アイオワ州立大戦と接戦が続いたたため、ローテーション外の八村はここ2戦は続けて出場時間0となっていた。

ゴンザガ大は12月1日にミシシッピバレー州立大と対戦。
ミシシッピバレー州立大はここまで9戦全敗。
前半で20点差以上をつけてゴンザガ大がリードする余裕の展開。

後半残り13分に八村が出場時間を得ると試合終了までコートに残り、10得点9リバウンド1スティールを記録。
アメリカでの過去最高のパフォーマンスを披露した。

ゴンザガ大はこの試合を97-63で勝利。
開幕からの連勝を7まで伸ばした。




八村塁が10得点9リバウンドでキャリアハイの活躍。

2分ごろから2つ続けて八村のプレー

この試合まで2戦連続で出場時間を得られていなかった八村。
バスケットの実力に疑いの余地は無いが、コミュニケーションや言語の問題もあってかローテーションに絡むことは出来ていないのが現状。
出場時間を得る為には限られた出場時間の中で結果を残していくしかない。

後半13分に出場時間を得ると、積極的なプレーを披露。
出場時間13分で10得点9リバウンドを記録。
得点、リバウンド共にキャリアハイとなる活躍。
スティールからのワンマン速攻でのダンク、トップオブザキーからの1対1のドライブでのダンクと短い出場時間の中で2つのハイライトプレーを残した。


ゴンザガ大はこの試合に勝利し、開幕から7戦全勝。
NCAAの中で無敗を維持しているのは15チームのみ。
現在全米8位にランクされているゴンザガ大。
次戦では同じ16位にランクされる強豪アリゾナ大と対戦。
その次の試合ではドラフト1位候補のマーケル・フルツ擁するワシントン大が続く。
フルツは1人の活躍でチームを勝利に導くことの出来るプレーヤーなだけに侮ることは出来ない。
この2試合を連勝すれば、ランキングTOP5入りも見えてくる。

短い出場時間で2本のダンクを見せ、記録以上にインパクトの強いプレーを残す八村。
そのお陰もあってか、現地でも人気はかなり高い様子が伺える。
数字を見ても、ここまで5試合で合計28分17得点15リバウンド2スティール2ブロックと堂々の数字。
今シーズンでのローテーション入りは難しいが、来季出場時間を獲得すれば、本当にNBA入りを果たせるだけの結果を残してくれるのではとの期待も高まる。



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