ペニーことアンフェニー・ハーダウェイの愛弟子、チャンドラー・ローソン。

兄弟揃っての活躍が目立つ昨今のアメリカバスケ界。

UCLAで活躍するロンゾ・ボールは3人兄弟の長男。弟のリアンジェロとラメロも高校バスケ界を席巻し、弟2人も兄と同じUCLAにコミット済。

ワシントン大にコミットしているマイケル・ポーターJrは、男子5人女子3人の8人兄弟の長男。こちらの次男ジョンティも、兄と同じくワシントン大にコミット。

アメリカ南東部のテネシー州の都市、メンフィスにも揃って活躍する兄弟がいる。
長男のK.Jと次男のデドリックは共にメンフィス大でプレー。次男のデドリックは今季終了後にNBA入りも望める素晴らしいスタッツを記録している。

三男のチャンドラー・ローソンはMemphis East高校でプレーする2年生(日本の高1)。
Memphis East高校のコーチは往年のNBAのスーパスター、“ペニー”ことアンフェニー・ハーダウェイがコーチを務める。

夏のAAUでもペニーのチームである“Team Penny”でプレーするローソンは正にペニーの愛弟子と呼べる選手だろう。

チャンドラー・ローソン

学年:Class of 2019
ポジション:PF/SF
身長(裸足):198.1cm
体重:86.2kg
ウイングスパン:228.6cm



ローソン兄弟の中でも最も将来有望なのが三男のローソン。ESPNでも学年全体18位の五つ星にランクされている。

兄弟揃ってウイングスパンに定評があり、身長は6'7"前後にも関わらずウイングスパンは揃って7フィート越え。その中でもチャンドラーのウイングスパンは桁外れの7'6"(228.6cm)。

身長が6'7"(200.7cm)でウイングスパンが7'2.5"の次男デドリックのスタンディングリーチが8'10.5"(270.5cm)と、NBAのPFとして申し分ないレベルだったので、チャンドラーは今後の成長でスタンディングリート275cm以上は固いだろう。

既に所属のMemphis East高校では中心として活躍。Memphis Eastは今季好調を維持しUSA Today紙のSuper25でも3位にランクインしている。

ベン・シモンズやディアンジェロ・ラッセル等多くのNBA選手を輩出する名門校Montverdeとも今季3度対戦し2勝を挙げ、カリフォルニアの強豪Sierra Canyonとの対戦では75-59と敗戦を喫したが、ローソン自身はチームハイの21得点と活躍を見せた。

下級生の時点から高いレベルでの経験を積んでおり、今後の成長も期待できるだろう。

ローソン兄弟は揃って身体能力は余り高いとは言えず、ペニーの下で身体能力を補う技術を習得すれば、カレッジやプロレベルでも活躍が楽しみなプレイヤーだ。

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