class of 2019:ラメロ・ボールが迎える試練の1年。
ボール兄弟の三男として日本でも知名度の高い、チノヒルズハイスクールのラメロ・ボール。
プレースタイルの変更も含め、今季はラメロにとって試練のシーズンとなるでしょう。
絶対的なシューターのリアンジェロとアスレティックなスコットがいなくなることで、チノヒルズハイスクールの得点力は半減するでしょう。
その為、身体はまだまだ成長中。
身長・身体能力共に伸び盛りで昨季中には出来なかったダンクも、今夏は軽々決めるまでに成長。今まで以上にリバウンドやディフェンスでの貢献も期待されます。
運動能力の向上もあってか、夏のAAUでは以前よりも積極的にリバウンドやブロックに跳ぶシーンが見受けられます。
15歳のラメロがNCAAディビジョン1にコミットしている選手だらけのスター軍団、オークヒルアカデミー相手に36得点。この試合でラメロにマッチアップしていたのは、U19カナダ代表のリンデル・ウィギントンやU18アメリカ代表のマット・コールマンといった超高校級の選手達。
昨季は1試合92得点を記録し、その試合以降はSNSを中心に日本でも広く知られる選手となりました。
三兄弟の末っ子のラメロですが、今年の春で次男リアンジェロも高校を卒業。class of 2019のラメロも今年からはチームの上級生となります。チームには同学年のトップクラスのセンター、オニエカ・オコングーがいますが、過去2年と比べると選手層の薄さは否めません。
過去2年は上級生に万能なオールラウンダーがいたことで、オフェンスに専念していたラメロ。身体的な成長もあり、今季からはディフェンスでの存在感も求められます。
プレースタイルの変更も含め、今季はラメロにとって試練のシーズンとなるでしょう。
ラメロと共にスターティング5としてプレーしてきた兄リアンジェロとイーライ・スコットが今年の春で高校を卒業。この2人はラメロの主なアシストの供給先でした。
絶対的なシューターのリアンジェロとアスレティックなスコットがいなくなることで、チノヒルズハイスクールの得点力は半減するでしょう。
特にスコットはオフェンスだけでなくディフェンスでの貢献度も高かった選手。リバウンド、リムプロテクトを担ったスコットの卒業がチームに与えるダメージは計り知れません。
期待されるオールラウンダーへの成長
ラメロは本来class of 2020の選手でしたが、三兄弟揃って高校でプレーする為に高校進学を1年早め、class of 2019としてプレーしています。
その為、身体はまだまだ成長中。
身長・身体能力共に伸び盛りで昨季中には出来なかったダンクも、今夏は軽々決めるまでに成長。今まで以上にリバウンドやディフェンスでの貢献も期待されます。
運動能力の向上もあってか、夏のAAUでは以前よりも積極的にリバウンドやブロックに跳ぶシーンが見受けられます。
長男のロンゾも高校時代はオフェンスの指令塔と同時にディフェンスの要職を兼任し、平均トリプルダブルのスタッツを残していました。今季はラメロにとってオフェンスのファンタジスタから、攻守に活躍するオールラウンダーへの成長が期待されます。
日本では低評価も三兄弟一のセンスの持ち主
ディフェンスをせずオフェンス一辺倒のラメロのハイライトを見て、日本では低評価も受けるラメロですが、バスケットボールセンスは三兄弟でもNo1。
身長が伸び、運動能力が向上すれば、長男ロンゾをも超える選手への成長が予想される逸材です。
ちなみに私のラメロのお気に入りのハイライトはこの対オークヒルアカデミー戦。
15歳のラメロがNCAAディビジョン1にコミットしている選手だらけのスター軍団、オークヒルアカデミー相手に36得点。この試合でラメロにマッチアップしていたのは、U19カナダ代表のリンデル・ウィギントンやU18アメリカ代表のマット・コールマンといった超高校級の選手達。
ラメロの計り知れないセンスが感じられるハイライトです。
今季はラメロにとっての試練のシーズンに
恐らく今年のチノヒルズハイスクールは、これまでの様に勝ち続けることは出来ないでしょう。
激戦区カリフォルニアにはライバル校が多数。ラメロとオコングーが最上級生となる来季に向けて、我慢のシーズンとなりそう。
一方でラメロの予想を上回る成長で、チノヒルズが今年もまた高校バスケの主役となってくれる期待も。
チームの主役となったラメロの成長に期待が掛かります。
激戦区カリフォルニアにはライバル校が多数。ラメロとオコングーが最上級生となる来季に向けて、我慢のシーズンとなりそう。
一方でラメロの予想を上回る成長で、チノヒルズが今年もまた高校バスケの主役となってくれる期待も。
チームの主役となったラメロの成長に期待が掛かります。
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