class of 2018のトップPGジャボン・クイナリーがアリゾナ大にコミット。


リクルーティングに定評のあるNCAA屈指の人気校アリゾナ大。
来年進学となるclass of 2018でも、シャックの息子シャリーフ・オニールを含む2人の有望高校生が既にコミットしていました。

現地8月8日にclass of 2018のトップPGの1人、ジャボン・クイナリーが新たにアリゾナ大への進学を発表。
進学先の最終候補にはヴィラノバ大,カンザス大、ヴァージニア大などの強豪校が並びましたが、クイナリーが最終的に選んだのはアリゾナ大でした。
オニールに次ぐ2人目の5つ星選手の獲得に成功し、アリゾナ大のリクルートは今年も好調の様です。


ジャボン・クイナリー

ポジション:PG
身長(靴込):185.4cm
体重:73.5kg
ウイングスパン:196.9cm


ニュージャージー出身のPG、ジャボン・クイナリー。
ESPNランクングでは学年の全体16位にランクされ、高校バスケ界の一大ムーブメントとなっている"Jelly Fam"のメンバーとしても知られています。

身長、身体能力は傑出している訳ではありませんがフィジカルコンタクトを嫌わないタフなガード。
今年のAAUリーグでは3PT成功率4割越え、FT成功率8割越えと外角シュートも安定感有。
加えてJelly Famのメンバーらしく、レイアップの多彩さは高校バスケ界随一。
バックボードを使ってシュートを沈める起用さはNBAのオールスターガード、カイリー・アーヴィングを彷彿とさせます。

AAUリーグでは1試合平均5.1アシストとPGとしての優れたゲームコントロール力も際立ちました。
都会出身のプレーヤーらしくタフさと巧みさを併せ持つ好ガードです。

飛びぬけたNO1PGのいないclass of 2018。
その中で私のイチ押しはこのクイナリー。
Jelly Famのお陰でフィンガロールが見直される中でも、彼のバッグボード使いの上手さは群を抜いています。
日本の任侠映画に出てきそうな武骨なルックスも個人的にはツボです。

アリゾナ大は2018-2019シーズンも安泰。

NCAA屈指のタレント集団アリゾナ大ですが、今季終了後はエースのアロンゾ・トリアー、シニアPGのパーカー・ジャクソン-カートライト、フレッシュマンNO1インサイドのディアンドレ・エイトン等主力の多くがチームを去る見込み。

既にアリゾナ大にコミットしていたオニールに加え、今回クイナリーがコミットしたことでアリゾナ大は内外にコアとなる選手を獲得。
2017-2018シーズンも安泰と言えるでしょう。
1対1の強さを持ちながらパスファーストでチームメイトを活かすことに長けるクイナリーの加入は、アリゾナ大にとって非常に大きな補強となるでしょう。

アリゾナ大の次なるリクルートのターゲットはオニールの親友でもある、ボル・ボル。
ボルとオニールがインサイドに並び、クイナリーが上手く2人を操ることが出来れば、アリゾナ大はFinal4争いの有力校となりそうです。

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