2017-2018シーズン注目のフレッシュマン:オレゴン大のトロイ・ブラウンJr
カレッジバスケシーズンの開幕も間近となってきたので、そろそろシーズン予習も兼ねて今季注目のフレッシュマンをおさらいしておこうかなと思います。
今回はオレゴン大に進学するトロイ・ブラウンJrを。
ESPNランキング15位にランクされたブラウンは、マクドナルドオールアメリカンやジョーダンブランドクラシックのメンバーにも選出。2016年のU17世界選手権では、USA代表として7試合全試合にスタメン出場し、チームの世界制覇に大きく貢献しました。
両親共にカレッジでスポーツチーム(父:バスケ/母:陸上)でプレーし、姉はカンザス大の女子バスケットボールチームでプレーするアスリート一家の生まれでもあります。
トロイ・ブラウンJr
ポジション:SF
身長(靴込):199.4cm
体重:95.3kg
ウイングスパン:208.3cm
ハイライト
オレゴン大の命運を握るポイントフォワード
昨年1939年以来となるNCAAトーナメントFinal4進出を果たしたオレゴン大。昨季のエース、ディロン・ブルックスを始め、昨季の平均得点上位5人全てが卒業やアーリーエントリーでチームを去り、今季は試練のシーズンとなります。
今季のオレゴン大の命運を握る選手となるのがブラウンです。
ポジションはフォワードですが、学年屈指の視野の広さとパスセンスを見せるポイントフォワード。アシストのセンスは抜群で、日本人受けするプレースタイルの持ち主です。上手く成長すれば、シカゴブルズのデンゼル・バレンタインの様なプレーヤーになるでしょう。
戦力ダウンこそ大きいですが、オレゴン大は昨季平均65.8失点と強固なディフェンスを誇ったチーム。昨季同様の堅牢なディフェンスを構築できれば、6年連続でのNCAAトーナメント出場を達成できるでしょう。
今季入学のフレッシュマンにはブラウンの他にも、今夏のU19世界選手権でカナダの優勝に大きく貢献したフォワードのアブ・キジャブが加入し、能力は十分。ポテンシャルの高い新入生を、昨季から主力を務めるガードのペイトン・プリチャードとブラウンが上手く操ることが出来れば、オフェンス面も何とかなりそう。
既に来季のドラフトでの1巡目指名が予想されるブラウン。外角シュートが課題とされますが、U17世界選手権では94.4%という驚異的なFT成功率を残しており、シューティングセンスは問題なし。
外角が安定すればone and doneでNBAドラフトにアーリーエントリーし、1巡目指名も十分にあり得ますが、折角名門のオレゴン大に進学したので、2~3年はカレッジに残ってほしい所です。
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