アリゾナ大のディアンドレ・エイトンがデビューから3試合連続ダブルダブルを記録中。

(arizonawildcats.com)
アリゾナ大のフレッシュマンのディアンドレ・エイトン。
バハマ出身のインサイドプレーヤーのエイトンは、来年のNBAドラフトの上位指名が予想される有望選手。

現在APランキング3位にランクされるNCAA屈指の強豪アリゾナ大においても、デビューからインサイドの大黒柱として活躍。
開幕から3試合連続で得点・リバウンドでのダブルダブルを達成しています。


桁違いの能力でカレッジのインサイドを席巻


アマチュアの中では間違いなく世界最高峰のレベルを誇るNCAAディビジョン1。
しかし、NCAAの中にも7フッター級のサイズとガードの様な身体能力の高さを誇るエイトンに対抗できる能力を持つ選手は決して多くはありません。

開幕3試合で平均18.7得点11.7リバウンド1.7アシスト1.7ブロック1.0スティールというモンスター級のスタッツを残し、3試合連続でダブルダブルを記録中。
エイトンがただの能力系のビッグマンと一線を画すのがシュート精度。
FT成功率はここまで76.5%とビッグマンとしては非常に優秀な数値です。
ハンドリングの良さと視野の広さも素晴らしく、ダブルチームへの対処にもフレッシュマンらしからぬ落ち着きを見せています。

スキルセットの多彩さ故、アウトサイドシュートに走る傾向もありますが、効率よくプレーするには3PTシュートの精度を安定させる必要があるでしょう。
3試合で3PT成功率は1/6の16.7%。
確かに3PTも打てる選手ですが、この確率ではエイトンにアウトサイドシュートを打たせるのは得策とは言えません。

最近、アウトサイドシュートを放つビッグマンはカレッジや高校でも増えていますが、シューター級の成功率を残せないのであれば、ビッグマンにアウトサイドを打たせることは、リバウンド力の低下を考えても非効率なのでは、っというのが私の考え。
エイトンにも、もっともっとインサイドで暴れて欲しいなと思っています。
1試合平均1.7本のブロック数もエイトンの能力を考えれば"まだまだ出来るだろっ"というのが本音。

ここまでの3試合ではインサイドでエイトンに対抗出来る選手がおらず、独壇場となっていましたが、シーズンが進むにつれて、エイトンの真価が試されます。

アリゾナ大の次戦は11月23日の対ノースカロライナ州立大戦(NCST)。
NCSTにはNBA候補のビッグマン、オメル・ヤートセブンがおり、エイトンの力を図る上ではここまでの3試合より間違いなく良い対戦相手。
また、12月3日に対戦するUNLVにはAAUでエイトンと同チームでプレーしていたブランドン・マッコイがいます。
マッコイも開幕2試合で平均20得点14.5リバウンドを記録しているので、面白いマッチアップとなりそうです。

コメント

  1. 更新お疲れ様です。
    絶好調アロンゾテイラー。彼こんなFTで得点稼いでたかなーっと観ていて思ってのですが…3Pもエイトン効果?思い切りが良い。

    話が変わるのですが、マイケルポーターは怪我してます?
    試合弟しか出てなかったのですが…

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    1. Chikaraさん
      コメントありがとうございます。
      エイトンのお陰で思い切りよくシュートが打てているってのもあるかもしれませんねん。

      マイケル・ポーターJrは故障みたいですけど、詳細は流れてきてないですね。
      開幕戦で2分程出ていたので、重くは無さそうですが。
      カンファレンスゲームが始まる頃までに万全になって戻ってきて欲しいですね。

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