NBAドラフト2018:今更ドラフトを振り返る(1巡目)


タイトル通り今更になっての今年のドラフトの振り返りです。
ほぼほぼドラフトネタが出尽くした感のある今、何を振り返るかというと、ドラフト指名を受けた選手の高校時代の評価を見てみたいなと思います。
単純にイメージで言えば、1巡目上位には高校時代から高い評価を受けていた2017年高校卒業のフレッシュマンが並び、2巡目になればランキング外の選手の割合が増え、学年も上がってくるのではという予想です。

参考にするランキングはESPNランキングを使用します。
ただ単にESPNのランキング付けが私の好みに近いからという理由ですが...。

1巡目指名選手

指名順位 氏名 高校卒業年 ESPNランキング
1位 ディアンドレ・エイトン 2017 3位
2位 マービン・バグリー 2017 1位
3位 ルカ・ドンチッチ - -
4位 ジャレン・ジャクソンJr 2017 9位
5位 トレー・ヤング 2017 23位
6位 モハメド・バンバ 2017 4位
7位 ウェンデル・カーターJr 2017 5位
8位 コリン・セクストン 2017 7位
9位 ケビン・ノックス 2017 10位
10位 ミケール・ブリッジス 2014 82位
11位 シェイ・アレキサンダー 2017 35位
12位 マイルス・ブリッジス 2016 8位
13位 ジェローム・ロビンソン 2015 ランク外
14位 マイケル・ポーターJr 2017 2位
15位 トロイ・ブラウン 2017 15位
16位 ザイアー・スミス 2017 ランク外
17位 ドンテ・ディビンチェンゾ 2015 ランク外
18位 ロニー・ウォーカー 2017 13位
19位 ケビン・ハーター 2016 49位
20位 ジョッシュ・オコギー 2016 ランク外
21位 グレイソン・アレン 2014 21位
22位 チャンドラー・ハッチソン 2014 80位
23位 アーロン・ホリデー 2015 88位
24位 アンフェニー・サイモンズ 2018 9位
25位 モリッツ・ワグナー - -
26位 ランドリー・シャメット 2015 ランク外
27位 ロバート・ウィリアムス 2016 50位
28位 ジェイコブ・エバンス 2015 ランク外
29位 ジャナン・ムサ - -
30位 オマリ・スペルマン 2016 18位

対した前振りもなく、いきなり結果になってしまいますが、今年のドラフトの結果は上記の通り。

高校をアメリカで過ごしていない3選手は対象外としています。
まず、高校卒業年で見ると2017年卒業が13人と約半数を占めます。
次いで2016年卒と2015年卒が各5人、2014年卒が3人、2018年卒が1人という結果になりました。

高卒アーリーエントリーをしたサイモンズは例外として、予想通り、1巡目では昨季フレッシュマンだった2017年卒が最多で、卒業年が近い程多くの選手が指名されています。

続いて高校時代のESPNランキングを見てみましょう。

五つ星の目安となる25位以内にランクされた選手が15人、ランク外が6人、25位-50位が3人、50位-100位が3人という結果になりました。

以外にも、25位-100位にランクされた選手とランク外の選手が同数という結果に。
25位-100位の選手よりもランク外の選手の方が母数が圧倒的に多いので当然と言えば当然かもしれませんが。

ちなみに、ランク外の選手の卒業年の内訳は2015年卒が4人、2016年卒が1人、2017年卒が1人という結果になりました。

やはり、ランク外から1巡目指名まで評価を上げるには、複数年かかるということでしょうか。
その中で、16位で指名を受けたザイアー・スミスは高校時代のランク外から1年で1巡目まで評価を上げた特殊なケースと言えるでしょう。

高校をアメリカで過ごしていない選手を除けば、当初の予想通り2017年卒でESPNランキング25位以内の選手が1巡目の40%を占める結果となりました。
次回は2巡目指名結果を振り返ります。

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