田中力君の留学先、IMGアカデミーのチームメイトが凄いことになりそうです。

日本バスケットボール界の期待の星、田中力君の留学先であるIMGアカデミー。
日本では錦織圭を輩出した学校として有名ですが、バスケットボールでも全米レベルの強豪校として知られています。

今年の夏もU18USA代表のアルマンド・ベイコットとジェレマイア・ロビンソン-アールが転校で加入。
昨年からのメンバーには、オーストラリア出身の五つ星ウイングのジョッシュ・グリーンや、アスレティックなガードのノア・ファラカン、規格外のサイズを誇るチョル・マリアルがおり、タレント層は全米屈指。

バコットは"全米招待で優勝をしたい"という希望を持ち、IMGアカデミーに転校。
全米招待優勝も夢では無い豪華メンバーが揃いました。



アルマンド・ベイコット


今夏はUSA代表メンバーとしてU18アメリカ選手権に出場、Nike主催のAAUリーグのプレーオフでMVP受賞と忙しい夏を過ごし評価を上げたベイコット。
高校での最後のシーズンを前に、全米制覇を目指しIMGアカデミーに転校しました。

派手なタイプの選手ではありませんが、リバウンドやディフェンスで存在感を発揮し、アシストにも優れるチームプレーヤー。

NCAAのチームから多くのオファーを受けており、強豪校に進学することは間違いないでしょう。

ジェレマイア・ロビンソン-アール


ベイコットと同様に、USA代表メンバーとしてU18アメリカ選手権で活躍したロビンソン-アール。
機動力の高さを活かしてリバウンドに強さを見せ、U18でもチームのリバウンドリーダー、アンダーアーマー主催のAAUでもリバウンドリーダーに輝いています。
ビッグマンとしては器用なスキルを持っており、現代的なタイプのビッグマンに成長してくれそうです。
カレッジに向けてよりレベルの高い環境を求め、カンザス州の強豪校からIMGアカデミーへの転校を決意しました。

両親共にカンザス大出身で父親はバスケットボールチームで3年間プレー。
本人は進学先に関して"オープン"と明言していますが、カンザス大が有力な進学先候補の1つであることは間違いないでしょう。

ジョッシュ・グリーン


オーストラリア出身のウイングプレーヤー、ジョッシュ・グリーン。
身体能力が非常に高く、今年のHoop Summitでも世界選抜の1員に選出され、その身体能力の高さを遺憾なく披露してくれました。
昨年からIMGアカデミーでプレーしており、今季はチームリーダーとなることが期待されます。

オーストラリア代表としてプレーすることになれば、日本代表にとって大きな脅威となることは間違いありません。

ノア・ファラカン


iMGアカデミーのスターティングPGを務める、class of 2020のノア・ファラカン。
身体能力が高いスコアリングタイプのガードで、彼も昨季からIMGアカデミーに加入した選手です。
華のあるプレーを見せてくれる選手ですが、今季はゲームコントロール力の成長を見せて欲しい所。

田中力君がPGポジションでプレーするのであれば、ファラカンが同ポジションのライバルとなります。

チョル・マリアル


規格外のサイズで注目を集めるスーダン出身のマリアル。
NBAプレーヤーのソン・メイカーの従妹という説も。
スキルはまだまだ未熟ですが、そのサイズからは想像できない程の機動力の高さと、240cm以上あるとも言われているウイングスパンを武器にディフェンスでは大きな存在感を発揮します。

身体のビルドアップに成功すれば、従妹のメイカー同様、NBA入りを果たすことも夢では無いでしょう。

将来のNBA候補生で溢れるIMGアカデミー

今年のNBAドラフトでも、IMGアカデミーのプレップチームでプレーしていたアンフェニー・サイモンズがカレッジをスキップして直接ドラフト指名を受けています。このことからも如何にIMGアカデミーのレベルが高いかが分かるでしょう。

IMGアカデミーの充実した環境を求め、毎年有力選手が転校で加入してくる為、ポジション争いは熾烈を極めます。

田中君がこのレベルの中で生き残り、プレー時間を勝ち取ることが出来れば、将来のD1チーム入りはほぼ確実で、NBA入りも見えてくることでしょう。

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