NBAドラフト2020:ポテンシャルならタイリース・ハリバートン
アイオワ州立大のソフォモアガード、タイリース・ハリバートン。サイズに恵まれ、高い将来性を感じさせるビッグガードです。
昨シーズンの開幕前にはUSA代表としてU19ワールドカップに出場し、大会制覇に貢献。続くシーズンでもチームはカンファレンスワースト2位に沈んだものの、ハリバートン個人は期待通りの活躍を残し、ドラフト上位候補に名前が挙がるまで評価を上げました。
ルカ・ドンチッチやロンゾ・ボール、シェイ・ギルジアス-アレキサンダー等、最近はビッグガードの活躍が目立ちます。
今年のドラフトにはロンゾの弟であるラメロ・ボールもエントリーをしていますが、ハリバートンもラメロに次いで上位指名が予想されるビッグガードです。
昨シーズンの開幕前にはUSA代表としてU19ワールドカップに出場し、大会制覇に貢献。続くシーズンでもチームはカンファレンスワースト2位に沈んだものの、ハリバートン個人は期待通りの活躍を残し、ドラフト上位候補に名前が挙がるまで評価を上げました。
ルカ・ドンチッチやロンゾ・ボール、シェイ・ギルジアス-アレキサンダー等、最近はビッグガードの活躍が目立ちます。
今年のドラフトにはロンゾの弟であるラメロ・ボールもエントリーをしていますが、ハリバートンもラメロに次いで上位指名が予想されるビッグガードです。
Tyrese Haliburton is chasing those 𝙷𝚘𝚘𝚙 𝙳𝚛𝚎𝚊𝚖𝚜. The sophomore is heading to the NBA.
— Iowa State Men’s Basketball (@CycloneMBB) March 24, 2020
RELEASE ⤵️
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プロフィール
スタッツ
アドバンスドスタッツ
ハイライト
U19ワールドカップでチームを牽引
アイオワ州立大のソフォモアポイントガード、タイリース・ハリバートン。
フレッシュマンからチームの主力として活躍していたハリバートンは、2019年U19ワールドカップのUSA代表メンバーに選出。チームUSAでもスターティングガードとしてチームを大会制覇に牽引し、ハリバートン自身も大会トップの平均6.9アシストを記録。大会ベスト5に選出されています。
オフシーズンのチームUSAでの活躍でソフォモアシーズンの飛躍が期待されたハリバートンは得点(6.8→15.2)、リバウンド(3.4→5.9)、アシスト(3.6→6.5)と主要スタッツを全て向上させ、カンファレンスの2ndチームにも選出。
期待通りの成長を見せ、ドラフト上位候補に名乗りを上げました。
抜群のポテンシャルを誇るビッグガード
ソフォモアシーズンのハリバートンはFG成功率50.4%、3PT成功率41.9%、FT成功率82.2%と高いシュート精度を示しました。
キャッチ&シュートを得意とし、特に両コーナーからの3PTは抜群の正確性を誇ります。一方でドリブルからのプルアップの精度はイマイチで彼の課題の1つです。
また、ゲームコントロールではピック&ロールからの展開を得意とし、ピック&ロールからのパスアウトでカンファレンス1位となる1試合平均7.8得点を生み出しました。しかし、ここでもピック&ロールからのフィニッシュを課題としています。
キャッチ&シュートや速攻では高い得点効率を誇りますが、ハーフコートでの自身の得点をクリエイト・フィニッシュする能力はまだ磨き上げる必要があるでしょう。
ポイントガードとしてはサイズに優れるハリバートンはディフェンスでも高い評価を得ています。スティール数は1試合平均2.5本を記録し、1対1のディフェンスでもオフェンスを抑え込みました。
サイズや速攻を牽引する推進力、パスセンスはロンゾ・ボールを彷彿とさせます。ハリバートンの方がアウトサイドシュートの精度で上回る分、クイックネスや跳躍力といった身体的な部分では劣る印象ですかね。
サイズ、アウトサイドシュート、ディフェンスと高いポテンシャルを感じさせるガードで、上手く行けば大化けの期待出来る選手である一方、NBAのプレー強度に対応出来るかで即戦力かどうかが大きく分かれそうな選手です。
ロッタリー以内での指名が濃厚
ポイントガードが充実している今年のドラフトですが、ドラフト候補の多くは上級生のガード。
ソフォモアのハリバートンは実績とポテンシャルのバランスが良く、ロッタリー以内での指名が濃厚です。ガードのポテンシャル枠としてはラメロ・ボールに次ぐ素材がこのハリバートンでしょう。
ハリバートンの場合、ビッグガードとしてのゲームメイクと、シューターとしても起用の出来るサイズとアウトシュート精度があり、使い勝手は抜群。汎用性の高さが彼のドラフト評価を押し上げています。
複数のポジション、役割をこなせるハリバートンの指名順位が大きく落ちる事は無いと予想しています。
ハリバートンの場合、ビッグガードとしてのゲームメイクと、シューターとしても起用の出来るサイズとアウトシュート精度があり、使い勝手は抜群。汎用性の高さが彼のドラフト評価を押し上げています。
複数のポジション、役割をこなせるハリバートンの指名順位が大きく落ちる事は無いと予想しています。