セブンス・ウッズがサウスカロライナ大で奮闘中
皆さんは今から約8年前にYouTubeで一世を風靡したセブンス・ウッズを覚えているでしょうか?
2013年4月にアップロードされたウッズのハイライト動画は、1600万回以上の再生回数を記録し、彼の名を全世界に知らしめました。
当時14歳だったウッズも今は22歳で立派な大人。カレッジ最後のシーズンとなった今季、サウスカロライナ大で奮闘を見せています。
名門ノースカロライナ大で全米制覇を経験
サウスカロライナ州のハモンドハイスクールでプレーしていたセブンス・ウッズ。
ソフォモア(日本の高1相当)でサウスカロライナ州の最優秀選手賞を獲得し、U-16アメリカ代表に選出されるなど、華々しいキャリアを歩んでいましたが、シニア(日本の高3相当)のシーズンは膝の故障により僅か4試合の出場に留まります。
ESPNランキングでclass of 2016の58位にランクされたウッズは、高校を卒業後にカレッジ屈指の名門校であるノースカロライナ大に進学します。
大学入学最初のシーズンは控えのガードとしてプレー。シーズンのスタッツは平均7.7分の出場で1.5得点1.2アシストに過ぎませんでしたが、シーズンの全40試合に出場を果たします。NCAAトーナメント決勝の対ゴンザガ大戦にも出場。カレッジ1年目でNCAAトーナメント優勝を経験し、後の飛躍を期待させました。
しかし、2年目のシーズンは故障に泣かされ、3年目のシーズンも後にNBAドラフトで上位指名を受けたコービー・ホワイトが入学し、ウッズの出場時間は伸びず。高校No1ガードと評されたコール・アンソニーがノースカロライナ大への進学を決めると、ウッズはサウスカロライナ大への転校を選択します。
地元サウスカロライナ大で奮闘中
サウスカロライナ大に進んだウッズは、NCAAの転校規定により2019-2020シーズンをRedshirt
(Redshirt期間は公式戦に出場が出来ません)として過ごし、遂に今季からサウスカロライナ大のメンバーとしてコートに返ってきました。
ここまでシーズン5試合を終え、平均3.6得点2.2アシストを記録。目を見張る様なスタッツではありませんが、高い運動能力を駆使し、攻守でアグレッシブなプレーを見せてくれています。決してチームの主役では無いけれど、黒子として時に光るプレーを。
スターティングメンバーとして出場した対フロリダA&M大戦では、8得点4リバウンド4アシストと上々のスタッツを残し、今後の活躍も期待出来そう。8年前のハイライトでの印象とは違うかもしれないけれど、ウッズは間違いなくコート上で奮闘しています。
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