ジャボン・クイナリー、帰って来たJelly Fam
皆さんは数年前にバスケ界の一大ムーブメント、Jellyを覚えているだろうか。空中で脚を大きく広げるフィンガーロール。文章にすればそれだけの事だけれど、Jellyはアメリカバスケ界を席巻し、その中心となったJelly Famのメンバーの1人だったのがジャボン・クイナリーだ。
当時高校生だったクイナリーは現在NCAAディビジョン1のアラバマ大でプレー。SECトーナメントではチームを優勝に導き、自身もトーナメントMVPを受賞。現在開催中のNCAAトーナメントでもアラバマ大のSweet16進出に貢献している。
— JQ (@RealJahvonQ) March 15, 2021
一世を風靡したJelly Fam
現在ロングビーチ州立大に所属するアイザイア・ワシントンが高校時代に始め、2017年頃にバスケットボール界の一大ムーブメントとして一世を風靡したJelly。その中心にいたJelly Famの一員だったのがジャボン・クイナリー。
多彩且つ華麗なレイアップのパッケージを持ち、当時の僕は彼の事を"世界一セクシーなレイアップを持つプレーヤー"だと思っていた。
クイナリーは知名度だけの色物では無く、その実力も本物。高校トッププレーヤーの証であるマクドナルドオールアメリカンに選出されている。高校屈指のガードとして高い評価を受けていたクイナリーは、2018年にNCAAディビジョン1の強豪ビラノバ大に進学した。
カレッジでも活躍が期待されたクイナリーだったが、出場機会に恵まれず平均出場時間は僅か9.1分。1シーズンでビラノバ大を去り、アラバマ大へ転校します。
アラバマ大のスタイルにフィットし、輝きを取り戻す
NCAAの転校規定により、2019-2020シーズンはRed Shirtとして公式戦への出場は認められず。今季遂にアラバマ大でのデビューを果たしました。
アラバマ大のオフェンスは得点効率の高い3PTシュートとペイントエリアの得点に特化したスタイル。高精度のアウトサイドシュートと多彩で決定力の高いレイアップを誇るクイナリーはそのスタイルにフィットし、ここまで平均12.7得点3.2アシストを記録している。
ドライブからの決定力の高さは群を抜き、3PT成功率は44.2%と高確率、個で局面を打開する事の出来る起爆剤として、ベンチからの出場でチームを勢い付けるクイナリーの貢献度はスタッツ以上に高い。
ポストシーズンに入ってからは更に調子を上げ、SECトーナメントではチームを優勝に導き、トーナメントのMVPを受賞。NCAAトーナメント2回戦の対メリーランド大戦では、14得点11アシストでダブルダブルも達成している。
アラバマ大は次戦でElite8進出を賭けてUCLAと対戦。チーム史上最高成績である2004年以来のElite8進出はクイナリーの双肩に掛かっている。
2人ともトランスファーしてますね(笑)
返信削除クイナリーもドラフトエントリーしちゃいますかね?
個人的には、もっとカレッジでみたいですけど。
トーナメントでも結果残しましたし、少なくとも1度はエントリーし様子見はするんじゃないですかね?
削除強みも今っぽいですし、良いプレーヤーですね。
やっぱりエントリーしますよね。
削除トランスファー、トーナメントで結果を残してエントリーっていうのがMalik Newmanと重なって、ドラフトされずにG-Leagueに行くんじゃないかって不安が、、、。
そうなると中々観れる機会が減ってしまいそうで不安です。
エントリーして評価次第で撤回し、戻ってくる可能性もあるかとは思いますが、一度はエントリーするんじゃないかと。
削除Malik Newmanもサイズ不足でしたが、カンザス大でのプレーは素晴らしかったですね。
Bリーグがそういったプレーヤーの受け皿になる日も来るかもしれませんね。彼らにとってはそれが望む道では無いとは思いますが...