高校屈指の爆発力を誇るスコアラー、クリス・リビングストン
今回もclass of 2022の注目プレーヤーネタ。
学年屈指のスコアラーで、レブロン・ジェームズと同じくオハイオ州アクロン出身のクリス・リビングストンを。
※背番号24番がリビングストン
オハイオ州アクロンのバフテルハイスクールでプレーするクリス・リビングストン。アクロン出身のプレーヤーとしては、レブロン・ジェームズ以来最高という評価を得ている。身長6フィート7インチ(200.7cm)のウイングプレーヤーで、スコアラーとしては同学年の中でイマニ・ベイツと双璧を成す存在だろう。
ESPNによる有望高校生ランキングで学年6位にランクされるリビングストンは、2019年のU16アメリカ選手権ではUSA代表の大会制覇に貢献し、個人としても大会MVP獲得した世代屈指のスコアラーだ。
運動能力の高いアスレティックなウイングで、粗削りにも見えるが将来性は高い。2023年のNBAドラフトでは上位指名候補となる事が予想される。
32 points. 16 rebounds. 6 assists. 5 steals. 4 blocks.
— Overtime (@overtime) March 24, 2021
Chris Livingston AVERAGED that during his JUNIOR SEASON 🗣 pic.twitter.com/Srz2GD6XQl
世代屈指の爆発的なスコアラー
爆発的なクイックネスを誇り、速攻ではフィニッシャーとしての無類の決定力を誇る。スペースを与えてしまうと、リビングストンの伸びのあるストライドから繰り出されるパワフルなドライブをファール無しで止める事は容易ではない。細身な身体ではあるが、コンタクトを受けながらもシュートをねじ込む事が出来る強さを持つが、こういったプレーヤーは決して多くは無い。
アウトサイドは安定感にこそ欠けるが、当たり出したら止まらないタイプで、一度波に乗ったらコートのどこからでも得点を上げる事の出来る生粋のスコアラーだ。
スコアラーとしては既に高校トップレベルの水準にあるが、パスセンスにも光る物を見せ、ドライブからディフェンスを寄せ、ワイドオープンの3PTを演出することが出来ている。スコアリングとパスのセレクションを磨く事で、ディフェンスにとってはより守りづらいプレーヤーとなるだろう。
所属しているブフテルハイスクールは今年オハイオ州のディビジョン2で州大会ベスト8に進出したものの、全米レベルで知られる強豪では無く、リビングストンのプレーも粗削り。特にディフェンスにおいて、能力を発揮しきれていない。逆に言えば、まだまだ大きな伸びしろを残すプレーヤーでもある。
カンザス大、ノースカロライナ大といった、NCAAディビジョン1の多くの強豪からオファーを受けており、進路にも注目が集まる。プレーヤーとして一皮むける為には、進路選択も重要となりそうだ。
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