全米屈指の強豪校によるリーグ戦、NIBCが来季も開催へ

今回は高校バスケネタを。昨季、高校男子バスケの強豪校を集めて開催されたThe St. James NIBC Invitational。コロナ渦とあって、高校バスケのイベントにしてバブル形式で開催されたこのイベントが2021-2022シーズンも開催されると報じられている。。

来季は出場校を8校に絞りリーグ戦を実施し、ポストシーズンやその他のイベントも開催される様だ。

ちなみにNIBCは(National Interscholastic Basketball Conference)の略との事。
 


全米トップレベルの8校が集結


今年1月に全米中の強豪校を集めて開催されたNIBCが来季も帰ってくる。来季は全米トップクラスの強豪8校によるリーグ戦や、ポストシーズン等が展開される様だ。

現在、参戦が報じられているのは

  • モントバードアカデミー(フロリダ州)
  • IMGアカデミー(フロリダ州)
  • オークヒルアカデミー(バージニア州)
  • サンライズクリスチャンアカデミー(カンザス州)
  • ラ・ルミエールスクール(インディアナ州)
  • ワサッチアカデミー(ユタ州)
の6校で、残りの2校はまだ公表されていない。この6校は実質的な全米高校バスケNo1決定戦であるGEICOナショナルズの常連校で、毎年の様に複数のNBA候補生を有している。

NIBCの設立が高校バスケ界に与える影響は?

アメリカ高校バスケには、日本のインターハイやウィンターカップの様に各地区を勝ち抜いたチームによって争われる全米大会は無い。

基本的には各州の州大会でシーズンは終了。シーズン終了後に、その年優秀な成績を残したチームを招待し開催されているGEICOナショナルズが実質的な全米王者決定戦の位置を占めてきたが、州のルールによってGEICOナショナルズへの出場が認められないチームも。

今回、NIBCへの加入が報じられている6校は全てGEICOナショナルズの常連校で、過去5年のGEICOナショナルズ優勝校はこの6校から出ている。

公式の全米大会が無いアメリカバスケにおいては、GEICOナショナルズに並んでNIBCが実質的な全米王者を決めるリーグになるだろう。そうなれば、より高い競技レベルを求めるプレーヤーが自ずとNIBC所属校に集まってくることが予想される。

来季のNIBCは8校で争われると報じられているが、今後は加盟チーム数を増やす意向もある様だ。NIBCの拡大が続けば、実質的な全米大会としての地位を確立していくかもしれない。

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