学年No1ビッグマン、デレク・ライブリーはデューク大へ

ESPNによる有望プレーヤーランキングで、class of 2022の全体2位にランクされるビッグマン、デレク・ライブリー。

この学年でNo1のビッグマンと評されるライブリーも遂に進路を決定した。

彼が進路の最終候補に残したのは、彼の母の出身校であるペンステイト大や、NBA候補が揃うケンタッキー大等。

その中から、彼が進学先に選んだのはデューク大だった。

長きに渡りデューク大を率いた名将、コーチKは今季限りでライブリーが入学する来季からは、デューク大でプレーヤーとして全米制覇も経験したジョン・シャイア―が後任に。

シャイア―の初シーズンに向け、頼もしいフレッシュマンが集まっている。

ライブリーのルックスから、ケンタッキーっぽいなって思ってたのはココだけの話。


プロフィール:デレク・ライブリー

所属:ウェストタウンスクール(ペンシルベニア州)
ポジション:C/PF
身長:7フィート1インチ(215.9cm)

ハイライト


学年屈指のディフェンシブセンター

今夏のAAUシーズンで一躍評価を上げたプレーヤーの1人、デレク・ライブリー。

ジェイレン・ドゥーレンと共にTeam Finalに所属し、チームをNike主催のAAUリーグ、EYBL制覇に導いた。

サイズと機動力、スキルを兼ね備えるドゥーレンとライブリーのインサイドは高校生レベルでは反則的。ライブリーはEYBLトップの平均3.7ブロックを記録し、ディフェンス面でペイントエリアを支配した。

オフェンススキルはまだ発展途上だが、アウトサイドシュートを得意とする今っぽいスタイルのビッグマン。

オフボールの動きも巧みで、タレント揃いのデューク大にフィットするタイプだろう。

高校時代にはハンドラーまで務め、自身でオフェンスをクリエイト出来た1学年上のチャット・ホルムグレンとはタイプが異なるが、ガードやウイングもカバーする機動力、ペイントエリアのブロックショット、アウトサイドのキャッチ&シュートと、強みのはっきりした使い勝手の良いプレーヤーになりそうだ。

ちなみに、彼の母親、キャシー・ドリスデールはペンステイト大でプレーし、キャリア通算1000得点を達成したプレーヤー。

ライブリーが所属しているウェストタウンスクールはデューク大でプレーしたキャム・レディッシュの出身校であり、モハメド・バンバもここの卒業生。

3人目の学年TOP10の獲得に成功したデューク大

デューク大男子バスケットボールチームのヘッドコーチであり、カレッジバスケ史にその名を轟かす名将、コーチKは今季を持って勇退を表明しており、1980年から続いたコーチK時代も今季で終了。

来季からは後任のジョン・シャイアーがチームを率いる。

コーチK時代は終わりを迎えるが、近年続いたデューク大の圧倒的なリクルートに変わりはない。

既に、来年高校を卒業するclass of 2022から、ライブリーを含め4人からコミットを獲得し、その内の3人はESPNランキングで学年10位以内に入るNBA候補生。

コーチKがチームを去っても、まだまだデューク大の栄華は続きそうだ。



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