今季もGリーグイグナイトには逸材が揃う
今年のドラフトでは、ジェイレン・グリーン、ジョナサン・クミンガと2人の上位指名を輩出したGリーグイグナイト。(イグナイト)
イグナイトは昨季新設されたチームで、Gリーグのチームながら、どのNBAチームとも提携は無く、Gリーグによる若手育成プログラムである、プロフェッショナルパスウェイプログラムに進んだ若手プレーヤーを中心に構成されている。
今季も
- ジェイデン・ハーディ
- マイケル・フォスター
- スクート・ヘンダーソン
- マージョン・ブーチャンプ
- ダイソン・ダニエルズ
- ファンボ・ゼン
と6人もの有望プレーヤーが育成プログラムでイグナイトに。ダニエルズはオーストラリア出身で、ゼンが中国出身と育成プログラムに進んだのは米国出身プレーヤーだけではない。
また、まだ17歳のヘンダーソンは初の2年契約パターンで2023年のNBAドラフト指名を目指す。
今年のドラフト同様、来年のドラフトでもイグナイト出身プレーヤーが注目を集めそうだ。
今回は、この6人の中から私的な注目プレーヤーである、ジェイデン・ハーディとマイケル・フォスターについて。
出身:コロナドハイスクール(ネバダ州)
ポジション:SG
登録身長:6フィート4インチ(193cm)
主な受賞歴:McDonald's All-American (2021)/Jordan Brand Classic (2021)/Nike Hoop Summit (2021)
昨シーズンは高校トップレベルのチームが集まったGEICO Top Flight Inviteで3試合平均31.3得点を叩き出し、チームを決勝まで導いた。
アウトサイドからのスコアリングは折り紙付きで、精度、バリエーション共に高校生とは思えない程に充実し、一度波に乗れば、どんなタフなシュートでもいとも容易く沈めてしまう。
爆発力の高さは、昨季Gリーグイグナイトで活躍したジェイレン・グリーンを思い出させるが、一見すると無茶なシュートセレクションはキャメロン・トーマスっぽさもあるかな。
身体能力に頼らないスコアリングスキルや、1対1の駆け引きの巧みさはプロでも通用するだろう。
今季のハーディが、昨季のグリーン以上のスタッツを記録したとしても驚きは無い。
出身:ヒルクレストプレップ(アリゾナ州)
ポジション:PF
登録身長:6フィート9インチ(205.7cm)
主な受賞歴:McDonald's All-American (2021)/Jordan Brand Classic (2021)
絶対的なフィジカルを誇りながら、アウトサイドシュートやハンドリングに優れる現代的なインサイドプレーヤーだ。
その多彩なスキル故、プレーのセレクションには難があるが、高校生レベルでは手の付け様のないプレーヤーだった。
とは言え、ウイングスパンはそれほど長くは無い様で、NBAレベルではサイズは並だろう。
得意のアウトサイドも精度を欠けば、ただの迷惑なプレーヤー。
彼の様なタイプだけれど、育成が中々難しいタイプでもあるだろう。
持てるスキルと身体能力の使い方の最適解を見つけ、内外共に効果的なオフェンスの出来るプレーヤーに成長する事が出来れば、一躍ドラフト上位指名候補となるはずだ。
Jaden Hardy, the No. 2 player in the 2021 ESPN 100, announced he is joining the G-League Ignite on Instagram. pic.twitter.com/FnJaghd5b0
— SportsCenter (@SportsCenter) May 16, 2021
プロフィール:ジェイデン・ハーディ
生年月日:2002年7月5日出身:コロナドハイスクール(ネバダ州)
ポジション:SG
登録身長:6フィート4インチ(193cm)
主な受賞歴:McDonald's All-American (2021)/Jordan Brand Classic (2021)/Nike Hoop Summit (2021)
ハイライト
世代No1スコアラー、ジェイデン・ハーディ
今季のGリーグイグナイトの目玉プレーヤーであるジェイデン・ハーディ。プロフィール:マイケル・フォスター
生年月日:2003年1月16日出身:ヒルクレストプレップ(アリゾナ州)
ポジション:PF
登録身長:6フィート9インチ(205.7cm)
主な受賞歴:McDonald's All-American (2021)/Jordan Brand Classic (2021)
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