注目フレッシュマン:ダリク・ホワイトヘッドはデューク大へ

さて、まだドラフト前だけれど、そろそろ来季の注目フレッシュマンネタを。

まずはこの学年で1番の推しメン、デューク大のダリク・ホワイトヘッドを。

下級生の頃からモントバードアカデミーの主力として活躍してきたホワイトヘッドも、遂にカレッジに進学する。



ダリク・ホワイトヘッド

進学先:デューク大
生年月日:2004年8月1日
ポジション:SF/SG
出身:モントバードアカデミー(フロリダ州)
主な受賞歴:Mr. Basketball USA (2022)/Naismith Prep Player of the Year (2022)/McDonald's All-American Game MVP (2022)

ハイライト

完成度の高いウイングプレーヤー

近年、多くのNBAプレーヤーを輩出している名門、モントバードアカデミー出身のダリク・ホワイトヘッド。

ディアンジェロ・ラッセル、ベン・シモンズ、RJ・バレット、ケイド・カニングハム、スコッティ・バーンズに続く、次代のモントバード産スター候補がホワイトヘッドだ。

下級生の頃からモントバードアカデミーでプレーし、当初は身体能力が売りの起爆剤だったが、年々着実に成長。

アスレティックでディフェンスも良し。ハンドリング、パッシングも良く、高校レベルであればハンドラーも務められるオールラウンダー。

昨季はアウトサイドシュートに磨きを掛け、どこからでも、どんな形でも得点の出来るスコアラーでもあり、リング近辺ではパワフルなダンクから、技ありのフィニッシュまで卒が無い。

チームを率いるメンタリティもあり、チームが劣勢の時には必ずステップアップしてくれるリーダーでもある。

現時点では、これと言った弱点の無い、近年でもトップレベルに完成されたウイングプレーヤーだろう。ルックス面でも17歳とは思えない風格が。

下級生時から進化を遂げたその成長力、隙の無い完成度の高さがホワイトヘッドの最大の武器だ。

その実力の高さは、高校最優秀選手賞であるネイスミス賞の受賞、マクドナルドオールアメリカンでのMVPの受賞でも証明されている。

ちなみに、彼の兄はNFLプレーヤーのテイヒル・ホワイトヘッド。

デューク大新時代の旗手に

昨季を持って、名将コーチKがヘッドコーチを勇退したデューク大。

来季からはジョン・シャイア―がコーチKのレガシーを引き継ぐ。

近年、反則的なまでに有望な新入生を獲得し続けてきたデューク大だが、シャイアーの時代になっても、それは変わらない。

ホワイトヘッドの同期として、デレク・ライブリー、カイル・フィリポウスキーの学年TOP2のビッグマンが揃って入学。

ホワイトヘッド等マクドナルドオールアメリカン3名を含む計7名の新入生が入学する。

多くの有望新入生の加入は、別の角度から見れば、経験値不足を意味する。

新ヘッドコーチによる、若いチームをリードするのは、名門モントバードアカデミーで、数々の大舞台を経験してきたホワイトヘッドになるだろう。

ホワイトヘッドにはデューク大新時代の旗手としての活躍が期待される。



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