高校バスケ年間最優秀選手にジェイソン・テイタムが選出。

アメリカで最も人気のスポーツ飲料であるゲータレード。
そのゲータレード社が選出する高校バスケ年間最優秀選手、ゲータレードプレイヤーオブザイヤーにデューク大進学予定のジェイソン・テイタムが選出されました。

この賞はバスケットの他に野球などの他のスポーツでも優れた成績を残した選手を表彰しており、バスケットは1987年から表彰を開始。

過去にはコービー・ブライアント（1996）、レブロン・ジェームズ（2002・2003）、ドワイト・ハワード（2004）、ケビン・ラブ（2007）、アンドリュー・ウィギンス（2013）、カール・アンソニー・タウンズ（2014）等が選出され、NBAスターへの登竜門とも言える賞で、昨年は2016NBAドラフト1位指名最有力のベン・シモンズが選出されています。

ジェイソン・テイタム

ポジション：SF

身長(靴込）：203.8cm

体重：92.5kg

ウイングスパン：210.8cm

スタンディングリーチ：270.5cm

テイタムは身長203センチのスモールフォワードで、高校屈指のオールラウンダー。

恵まれた体格と滑らかな動きで、難しいプレイを難なく決めてみせます。
彼の最大の長所はミッドレンジジャンパー。
ミッドレンジマスターとも呼ばれ、多彩なステップでディフェンスをかわし、難しいシュートを高確率で沈めます。

同じく高校屈指のウイングであるマイルス・ブリッジス擁するHuntington Prepとの対戦では46得点を記録。
高校トップレベルの選手ですらテイタムを止めることは困難。

高校最後のシーズンでは1試合平均29.5得点9.1リバウンド3アシストを挙げ、チームをクラス5の州チャンピオンに導きました。

個人としては世代別アメリカ代表にも選出され、U-17、U-19アメリカ代表として世界選手権優勝にも大きく貢献しました。

チーム、個人共に高校で出来る限りの成功を全て手にしたと言っても過言ではない程の結果を残してきたテイタム。

今夏からはNCAA屈指の名門大学、デューク大に進学します。
高校で残した成功をカレッジでも再現することが出来るかどうか、テイタムの活躍には期待と高い注目が集まります。