NBA史上最高身長選手マヌート・ボルの息子、ボル・ボル。

NBA史上、最高身長の選手と知られるマヌート・ボル。その身長は231センチとされています。

ルーキーシーズンには1試合平均5ブロックという驚異の数字を残し、NBA史上唯一通算ブロック数が通算得点を上回る選手でもあります。

その息子が現在高校のソフォモア(日本の高1相当)のボル・ボル。既に身長は2メートルを超え、将来が嘱望されています。

ボル・ボル

ポジション：センター/パワーフォワード
学年：class of 2018

身長（裸足）：209.6cm

体重：80.7kg

ウイングスパン：221cm

スタンディングリーチ：289.6cm
垂直跳び（助走なし）：57.2cm
垂直跳び（助走あり）：83.8cm

柔らかなシューティングタッチを備えるビッグマン

カンザスのビショップメイジュハイスクールでプレーするボル・ボル

父と同じ様に体型は華奢ですが、ウイングスパンは長く、スタンディングリーチは既にNBAでもトップクラス。

運動能力は爆発的ではないものの、機動力は決して低くはありません。今後のトレーニング次第では、運動能力が飛躍的に向上するかもしれません。

オフェンス技術に関してはブラッシュアップが必要ですが、シュート、ドリブル、パスとサイズに似つかわしくない器用さを見せます。父のマヌート・ボルも1試合の前半だけで3PTシュート6本決めたことがありましたが、息子のボルもアウトサイドのシュートを得意としています。

父ほどの身長はないものの、スタンディングリーチの高さは魅力十分。オールラウンドなオフェンスのセンスがあるので、高校での残り2年間及び大学で技術を磨けば、現代NBAにフィットするインサイドプレーヤーに成長するでしょう。

既に全米レベルでの注目も集め、地元の強豪、カンザス大からもリクルートを受けています。より高いレベルで成功するには、華奢な体型を改善する必要があるかもしれません。