高校バスケ2016-2017シーズン注目選手:class of 2018


今年11年生(日本の高2)になるclass of 2018。
有力選手の多く、既に全米中に名前が知られている。
中には既に有名大学への進学をコミットしている選手も。
この時点での評価が高くとも、怪我、伸び悩み等で評価が下がることもしばしば。

実力派の選手が揃うclass of 2016、ポテンシャルの高いビッグマンが並ぶclass of 2017と比較するといささかパッとしない学年ではある。
しかし、この学年のトップ選手であるマービン・バグリーはサイズに似つかわしくない運動能力、技術を持ち、他の学年の選手と比べても飛びぬけた逸材。



マービン・バグリー

ポジション:PF
身長(裸足):207cm
体重:94.3kg
ウイングスパン:213.4cm
スタンディングリーチ:266.7cm
※2014年アメリカ代表候補キャンプでの計測値

サイズ、身体能力、技術を兼ね備える逸材

この学年でブッチギリの高評価を得るバグリー。
PFとしては特筆すべきボールハンドリングと柔らかなシュートタッチを持つ。
それに加えて360度回転ダンクも軽々決める運動神経も併せ持つ逸材。
現状のポジションはPFだが、十分なクイックネスがあり、技術の成長次第では将来的にはSFとしてのプレーも期待できる。

今年1月にアリゾナのHill Crest PrepからカリフォルニアのSierra Canyonに転校。
転校規定で公式戦でのプレーは今シーズンから。

シルヴィオ・デ・ソーサ

ポジション:PF
身長(裸足):200.7cm
体重:99.8kg
ウイングスパン:205.7cm
※2015年NikeElite100での計測値

高校屈指のパワーを持つインサイドプレーヤー

PFとしてサイズは不十分だが重戦車の様なパワーと機動力を持つ。
リバウンドからのコーストトゥコーストは高校レベルではアンストッパブル。
所属するモントヴェルデアカデミーはトップクラスの高校生がひしめく名門校。
そのため下級生時は多くの出場時間を獲得することは出来なかった。
上級生となる今季の飛躍を期待したい。

サイズやウイングスパンはNBAレベルでは物足りない。
それを補うためにも高校・大学でハンドリングやジャンプシュートを向上させ、プレーエリアを広げたい。

※今夏モントヴェルデからIMGアカデミーに転校。
class of 2017トップガードのトレボン・デュバルとチームメートに。

EJ・モントゴメリー

ポジション:PF
身長(裸足):203.8cm
体重:95.7kg
ウイングスパン:213.4cm
スタンディングリーチ:
※2015年アメリカ代表候補キャンプでの計測値


長身ウイングの可能性を秘めるオールラウンダー

ソーサと同じモントヴェルデアカデミーに所属するモントゴメリー。
ソーサとは異なり、柔らかいシュートタッチ、広い視野が魅力。
今後の成長次第では高校の先輩であるベン・シモンズの様なタイプに成長出来る。
近年、多くの卒業生をNBAに排出するモントヴェルデの育成力に期待したい。
モントヴェルデには下級生にもRJ・バレットなど有望な選手が揃い、来季も全米トップクラスの高校の1つ。

※彼もまたモントヴェルデからウィーラー高校に転校。


ロメオ・ラングフォード

ポジション:
身長(靴込):198.1cm
体重:88.5kg
ウイングスパン:208.3cm
スタンディングリーチ:260.4cm

高校屈指のスコアラー

昨季は10年生ながらチームを州タイトル獲得に導いたラングフォード。
州大会準決勝で46点、決勝で28点と下級生ながら獅子奮迅の活躍でチームを牽引した。
SGとしては恵まれたサイズと長さを持ち、インサイドのディフェンスにも強い。
アウトサイドも上手く州大会準決勝では8/12の確立で3PTを沈めた。

既に高校屈指のスコアラーとして広く名前を知られているが、まだまだ伸びしろは大きく、ポテンシャルは計り知れない。




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