サイズよりもウイングスパンとスタンディングリーチ?脅威のリーチを持つ選手達。

選手の身体計測結果を見ていてよく思うのが、"バスケットにおいてはサイズよりもウイングスパンとスタンディングリーチの方が重要なんじゃない?"ということ。

ドレイモンド・グリーンを始め、アンダーサイズでも活躍する選手の多くはウイングスパンに恵まれています。

有望選手としてESPNのランキングやドラフト上位指名を受ける選手も、ウイングスパンやスタンディングリーチに秀でているケースが多く、要確認項目と言えます。

※2020年6月8日に更新し、2015年~2019年のドラフトコンバインでウイングスパンとスタンディングリーチにおいて好結果を残した選手をまとめています。


モハメド・バンバ

裸足身長:211.46cm
靴込身長:215.27cm
ウイングスパン:238.76cm
スタンディングリーチ:293.37cm
裸足身長-ウイングスパン比:112.91%
靴込身長-スタンディングリーチ比:136.28%

ハイライト

ポテンシャルの塊、モハメド・バンバ

規格外のタッコ・フォールを除けば、ウイングスパン、スタンディングリーチ共にコンバイン史上No1の数字を誇るモハメド・バンバ。

機動力も高く、身体的なポテンシャルで言えば、NBAでもトップレベルのポテンシャルを有していることに疑いの寄りは有りません。

NBA入り以降、イマイチブレーク出来ていませんが、2020-2021でNBAも3シーズン目、そろそろ開花の兆しを見せてくれるのではと期待しています。

テイレン・ホートン-タッカー

裸足身長:189.23cm
靴込身長:193.04cm
ウイングスパン:216.54cm
スタンディングリーチ:261.62cm
裸足身長-ウイングスパン比:114.32%
靴込身長-スタンディングリーチ比:135.53%

ハイライト

身長-ウイングスパン比はNo1

2019年にドラフト2巡目でNBA入りし、ロサンゼルスレイカースに在籍するテイレン・ホートン-タッカー。

裸足身長はちょっと大き目のポイントガードレベルですが、ウイングスパンはパワーフォワード級でスタンディングリーチもスモールフォワード級。

主戦場はまだGリーグですが、特異なフィジカルと多彩なスキルでオールラウンドに活躍。2巡目でのNBA入りながら大化けが予想される逸材です。

モントレズ・ハレル

裸足身長:200.66cm
靴込身長:201.93cm
ウイングスパン:224.16cm
スタンディングリーチ:276.86cm
裸足身長-ウイングスパン比:111.71%
靴込身長-スタンディングリーチ比:137.11%

ハイライト

身長は低めながら高さは一級品

ロサンゼルスクリッパーズで活躍中のモントレズ・ハレル。6thマン賞の有力候補にも名前が挙がるハレルも特殊な身体の持ち主。

身長はパワーフォワードとして小さめながら、身長-スタンディングリーチ比が突出しており、スタンディングリーチはパワーフォワードとしても高水準。

NBA入りから着実にスタッツを伸ばしている選手ですが、これだけの恵まれた身体があるのですからフィニッシュ力の高さも納得です。

コメント